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夢が叶ったはなし

私のフラワーアレンジメント歴は
中1の冬に始まりほぼ休まず続けてきた
のです。先生が亡くなっても、みんな
で教室を守り、母が渡英して不在でも
結婚して遠く越しても3時間以上かけて
通ってました。

他のお教室でもお勉強しましたが
随分長く、1つの教室に携わって
きたのです。フラワーアレンジメントが
好きということだけじゃなく、講師資格
をくれた亡き先生への恩もあって。随分
期待をかけられ育ててもらったから。

でもずっと、自分だけのお花教室を
やりたいと心のどこかで思ってました。
けど実際に行動に移すことはなかった
です。この業界は色んな面で厳しくて、
花屋でもやらない限り、フリーでは全く
採算が合わないこともよく知っていた
ので。

だから息子が生まれた後は
"自分だけの花教室"というのは
なお遠のいていった感覚でした。
やりたいと思いもしなかったような。

でもある日、児童館でよく会う
息子と同じ年齢の子を持つママに
誘われて、彼女たちがやっている子供
の英会話サークルに行きました。

市民センターの小さな和室で、
予約なんか必要なくて、行ったら1家族
50円払って、英語の歌や踊り読み聞かせ
とかやって。なんともアットホーム。

たまに小さな指人形やオーナメント
のプレゼントまであって。何回か通う
うちに、細かな彼女たちの下準備とか
サービスを見て「誰が得するのかな?」
と正直思ったりして。月謝でもないので
沢山集まる日もあればそうでない日も。

でも、息子も凄く楽しそうだったし
私も楽しく通っているうちに、何となく
理由を聞かずとも、彼女たちの人となり
から、英会話サークルをやる意味が
伝わってきました。

儲けとかじゃなく、好きだから
楽しそうだからやるんだなって。
彼女たちは「チーム見切り発車」
と自分たちのことを称してました(笑)

私はなぜかずっと採算性を気にしており
なぜか自分のテキストが完成しなくちゃ
教室を持てない気がしてました。基礎の
形があって、基礎の花の選びがあって、それを守って基礎の本数の花を揃えて
自分が習ってきたようにそれを教え
なくちゃいけないと。

でもそうじゃなくてもいいんだって。

私の好きな花を、基礎も気にせず
赤字さえ出さなきゃ採算性も気にせず。
好きだから。楽しそうだからって。
私も見切り発車してみよう。
そう思えたのです。

基礎を気にしなくてよくなると
メインの花何本って、本数を揃えなくて
いいので、花の種類を多く使えるように
なって、コスト面の問題もクリアできて
実に清々しい発見でした。

キャンセルに対する対応も
元々ある花教室の日にくっつけることで
急なキャンセルが出ても私にも花屋さん
にも損失が出にくいようにしました。

奇しくも、息子を産んで更に遠のいたと
思ってた"私の花教室"を、息子が運んで
きてくれたようです。

そういう訳で
子供産んでお花から離れてしまった
人達にも是非参加して欲しくて子連れ
歓迎のお花教室にしました。おもちゃも
あるし、急なキャンセルにもある程度は
対応できるようにして。

お花教室、
いざやってみると、やっぱり楽しくて
みんなも私と一緒に楽しそうにしてくれ
更には自分のイメージ以上の作品が
次々と出来上がっていくのが嬉しくて。

みんなてっきり、私の作る見本通りに
作るのかとばっかり思ってたのにこんな
に自由に作っちゃうものなの?って(笑)
楽しい発見でした。

"私のお花教室"やって本当に
よかったなって思います。きっかけを
くれたお友達にも感謝です。そして強力
にサポートしてくれた母や、参加して
くれたみんなにも感謝が尽きません。

今年1年ということでスタートした
お花教室でしたが、実はまだブーケとか
BOXアレンジとかやってみたいことが
いくつも残っているし、イースターには有難いことにまたお料理とのコラボのご提案頂いたので、まだ未定ですけども
来年も単発でのスタイルで細々とでも
続けられたらなと思ってます。

その時はまたお知らせしますので
ご一緒できたらなって思います。

今年1年、
本当にありがとうございました。
みなさんのおかげでめちゃくちゃ
楽しかったです。来年もよろしく
お願いします。

(﹡´◡`﹡ )

#お花教室
#フラワーアレンジメント
#感謝感謝の1年



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