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人里の巨木・古舘の大ケヤキを未来へつなぐ №8

◇新たな芽吹きのとき

 古舘の大ケヤキが新緑のときを迎えました。昨年の今ごろは幹割れの危険性から伐採しなくてはならないという話が持ち上げっていました。それが、この1年の間に大きく変わりました。私も微力ながら、保存に奔走させていただき、この新たなときを迎えることができました。
 大ケヤキはことし1月に枯れ枝などを伐採、すっきりした姿になりました。今、春の日差しを一身に受け、美しい黄緑色に輝く若葉に包まれています。大ケヤキ周辺の樹木や竹やぶも整理され、遠目からでもその姿を見れるようになった大ケヤキは胸を張り、誇らしげな様子です。

目にも鮮やかな若芽の大ケヤキ

 新たな芽吹きのときを迎えた大ケヤキ、今年度は太い枝を支える支柱や枝を張るワイヤーの設置などを行い、保存事業が完了します。それと同時に、大ケヤキの秘密を探る?勉強会の開催などを開催する予定です。

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