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人里の巨木・古舘の大ケヤキを未来へつなぐ №5


雪の花を咲かせ、朝日を受ける古舘の大ケヤキ=2022年12月

◇保存の道が開けた◇

樹齢350年の巨木「古舘の大ケヤキ」を未来にしっかりつないでいけるようになりました。

福島県の交付金を受けることができようになったのです。一時は倒木の危険性から伐採しなくてはならないと、地元で苦渋の決断をしていましたが、本音の「残せるなら残したい」という思いが通じたような気がします。巨木のお導きだったのでしょうか。

2023年1月ごろから、枯れ枝などの伐採し、4月以降には太い枝を支える支柱などを設置する予定です。その後も様々なイベントを通して、大ケヤキを一人でも多くの人に知ってもらい、保存に向けた機運を高めていければと思っています。

樹齢350年、樹高役約30㍍、根周り周約16㍍の大ケヤキをこれまで地域の方々に敬い、慕われ、守られてきた"ご神木”の新たな歴史の始まりです。ずっと見守っていきたいと思っています。

※今後も人里の巨木・古舘の大ケヤキを未来へつなぐ活動を報告していきたいと思っています。

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