見出し画像

誰かのために生きてきたから |#めざせ円満退社

退職願を出してから数日。モヤがかかっていた視界が晴れていくように、少しずつ自分の心の中に明るい光が差し込んできた。

旦那サマも、会社辞めてもいいよと言ってくれた。
数人の親しい会社の友人に話したら、自分の人生だから後悔しない選択を!と後押ししてくれた。
多くの負担を強いることになる仕事の相棒にも話すことにした。彼女の負担が増えないように在籍中に出来る限りのことをすると約束した。

さてと。目指せ!円満退社だ〜〜

こうなってくると、気分がどんどん前向きになってくる!
もう前進あるのみ!

noteに今回の一連の気づきや実行することを残そうと決めたのは、自分史上、最高の前向きテンションだから。
この気持ちを、多くのモヤモヤしている同じ世代の女性に伝えて、応援メッセージを送りたい。そう思ったから。

結婚後、誰かのために生きてきた女性たちに

私たち世代の女性の多くは、結婚後自分を見失っているのではないでしょうか。

私の場合は、結婚と同時に旦那さんの転勤でそれまで築いてきた人脈とか、キャリアを切り捨て、新しい土地でまた1から始めること数回。
その都度仕事を見つけ、その都度友達づくり。
子供が生まれれば、〇〇ちゃんのお母さんとしてまた新しく自分をリスタート。
まだ若いから全然苦ではなかったし、そんなもんなんだと思った。

仕事に復帰したのは、一人娘がまだ7ヶ月の頃。
ずっと保育園の保母だった義母に「女性は仕事を持った方がいいわよ」と言われ、その通りだなと。手っ取り早く職種はすっとばして、身近で+出来るを最優先に時給の仕事を始めた。

子育てしながらの仕事は「正社員」が圧倒的に有利

当時の保育園争奪戦は手厳しく、3歳になってから…なんて言っていると倍率が跳ね上がった。働いた給料はほとんど無認可保育園の保育料に消えた。保育料の安い認可保育園に行かせるためには、正社員になってフルタイムで働く必要があった。

そうなると、中途半端に働くのはナンセンス。仕事を選べる余裕はなく、正社員・家の近くが最優先。そうして雇ってもらったのが今の会社だった。

地域企業で働くと、ふと見渡せば周りはお客さんばかり(笑)
スーパーではお客さんに話かけられ、PTAにも仕事がらみの顔ぶれが。
呼びかけられる時は、私の名ではなく会社の名前にさん付けのこともよくあった。
〇〇ちゃんのお母さんでもあり、〇〇会社の人でもある自分。

ここまでが私の20年のストーリー。
自分をどこかに置き去りにしてしまった20年。

思えば、よくここまで勤め上げたものだと自分を褒めてあげたいくらい(笑)
辞めるタイミングはいくらでもあったのにね。娘が小学校にあがったらもう保育園は関係ないし。
本音を言えば、幼稚園バスを見送るお母さんたちの井戸端会議に入りたかったな〜。

出来なかったことを数えてもキリがない。
今から出来ることを数えよう!

残ったものは、少しの蓄えと広報の知識&スキル。Youtubeの編集もできちゃうおばさんになりました(笑)

手にしたものを見つめて今から自分を取り戻す。そのための早期退職なのだから。