見出し画像

ポケベルが鳴らなくて 恋が待ちぼうけしてる...♪ このホームドラマを ご存知ですか!?♡

ポケベルが鳴らなくて
恋が待ちぼうけしてる…  ♪



『ポケベルが鳴らなくて』

 国武 万里


黄昏の街を急ぐ人の群れ

愛が待つ場所へ誰も帰るのね

そんな風景をカフェの窓際で

1人見ていたら悲しくなった

宛てのない恋をしても

きっと傷つくだけと

友達に叱られたけれど

それでもいいそれでもいい逢いたい



ポケベルが鳴らなくて

恋が待ちぼうけしてる

ねえあなたは今どこで何をしてるの?

ポケベルが鳴らなくて

恋が待ちぼうけしてる

私の方から電話できない

現実より愛している



約束をしないあなたのずるさが

今日の一日を独り占めしてる

高層ビルとか地下鉄の中は

愛を呼ぶ声が届かないから

聞きわけがよすぎるのね

いつも受け身の方が

あなたには都合いいのでしょう

それでもいいそれでもいい逢いたい



気まぐれで構わない

早く私呼び出して・・・

そう未来の不安より今が淋しい

気まぐれで構わない

早く私呼び出して・・・

あなたの一部が私のすべて

2番目でも愛されたい



ポケベルが鳴らなくて

恋が待ちぼうけしてる

ねえあなたは今どこで何をしてるの?

ポケベルが鳴らなくて

恋が待ちぼうけしてる

私の方から電話できない

現実より愛している


作詞 秋元康
作曲 後藤次利

国武  万里



"国武万里 『ポケベルが鳴らなくて』 1993年"


裕木  奈江

 この曲が流れると、裕木奈江さんの哀しげな表情が、今も浮かんで来ます。 このドラマ、演じる俳優すべてが迫真迫る演技で、泥々したテーマなのに...   

 なぜか、どちら側の立場や気持ちにも共感できた上で、緒形拳演じる水谷誠司と裕木奈江演じる32歳年下の彼女(保坂育未)の切ない表情と哀しい展開に感情移入してしまう、それ程の熱演でありました。

 さりげないセリフの裕木奈江が見せる表情は、楽しい場面でも、どことなく哀しげで切なくて... 無言の緒形拳の目と頬と口元の表情には...

 もう、困っちゃいましたねぇ!(笑)





[ドラマの あらすじ]

 妻子ある身のサラリーマン、水谷誠司(緒形拳)と32歳年下の保坂育未(裕木奈江)の不倫関係でのラブストーリーと、それが原因で崩壊していく家庭が描かれた。 

   このドラマではポケットベル(ポケベル)が、二人の間の主な連絡手段となっており、物語の中で極めて重要な役割を果たしていた。

水谷誠司(緒形拳)と保坂育未(裕木奈江)


"出会いと別れ"
https://youtu.be/_9X7fBmu5e8


「私と会わない方が、良かったですか...?」

「私とのデートは、面白くなかったですか...?」

「私のこと、好きでしたか...?」


 このセリフ、胸に突き刺さりましたね。 そして


「もうちょっと 待ってて、もっと ちゃんと...

さよなら って 言えるようになるから...」






"【この空が味方なら】ever greenより~  裕木奈江"
https://youtu.be/0SIl8Owov1Q

「ポケベルが鳴らなくて」のエンディングテーマ曲です。


 裕木奈江さん、歌はお上手ではありませんが...
 村下孝蔵さんが彼女に贈った楽曲です。

  このシングルのカップリング曲が、ドラマ主題歌になる筈だったのだが、ドラマのストーリーから歌詞を起こした秋元康さんの楽曲に変更となったと言う。(秋元康プロデュース)


 あまりの演技の上手さから、世の女性から嫌いな女優のNo.1にされてしまった裕木奈江さん。

 お若い女性が中心なのだろうけど、大人げない事で気の毒でしたね。


 

藤野 櫻子


"ポケベルが鳴らなくて/国武万里 COVER by 藤野櫻子"
https://youtu.be/RmhvIR4YW9Q

   締めは、キレイな高温ボイスの藤野櫻子さんの歌唱です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?