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誰もいない海 二人の愛を 確かめたくて~♪ 冬だけど「夏うた」♡

「17才」




歌:南沙織



誰もいない海
二人の愛を 確かめたくて
あなたの腕を すりぬけてみたの
走る水辺の まぶしさ
息も出来ないくらい
早く 強くつかまえに来て
好きなんだもの
私は今 生きている

青い空の下
二人の愛を 抱きしめたくて
光の中へ 溶けこんでみたの
ふたり鴎になるのよ
風は大きいけれど
動かないで おねがいだから
好きなんだもの
私は今 生きている

あつい生命に まかせて
そっとキスしていい
空も海も みつめる中で
好きなんだもの
私は今 生きている



作詞:有馬三恵子
作曲:筒美京平


「17才」の背景となった富海海岸(山口県防府市)
南 沙織


17才 SEVENTEEN 南沙織 1971 (ft. Drums on 森高千里)
https://youtube.com/watch?v=E4DByjPiTlA&si=6VAyIBOTPRJ7m5XG



 バイオリンのイントロで始まる、『17才』。

当時、衝撃的な心地好さで耳から離れませんでしたね♪


 この曲を初めて聴いたのが、1971年の『8時だよ全員集合』だったかな。

大人気のコント劇のセットが片付いて聞く傍ら、生演奏のオーケストラを背景に、南沙織が舞台に登場するのだった。

今、思えば、超豪華な演出であり、素敵な歌・楽曲ですよね♪


 いま、オーケストラをしたがえるアイドルの唱い手って、薬師丸ひろ子・ミュージカルの田村芽実・生田絵梨花くらいなもので...

シンセ(キーボード)ではなく、純然たる楽器の生演奏とは、贅沢な時代でしたね。


 トロピカルな沖縄出身の南沙織さんにピッタリのデビュー曲でした♪


後に、森高千里さんが1989年にカバーして大ヒットしましたが...
虹(私)的には、ハワイ出身のトロピカルな早見優さんに歌って欲しかったですね。 歌も上手くてピッタリ、超大ヒットしたと思います。


この「南沙織」が、現在に続くアイドル(歌手)の第1号になりますね。
その数ヵ月後、『水色の恋』で「天地真理」がデビュー。 翌年、『わたしの彼は左きき』でデビューの「麻丘めぐみ」で、三人娘が揃うのだった。

この時代のアイドルは、十分にボイトレしてから歌手デビュー、もしくは音楽学校出身者だったこともあり、持ち歌以外も積極的に歌ったりプロアイドル(歌手)でしたね♪


1971 091 南沙織 『潮風のメロディ』
https://youtube.com/watch?v=yIxn4TL55vY&si=SSehh4Q0jwZNkvRY


 

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