DevTerm RPI-CM4セットアップのメモ(自分用)
手順
アダプタの購入
Raspberry Pi CM4からRaspberry Pi CM3用端子へのアダプタが必要になるので、公式サイトかAmazonで購入する。なお、Wi-Fi用のアンテナの端子がそのままではCM4まで届かないので、長いアンテナが同梱されている公式サイトのアダプタを購入した方が無難。
ディスクの作製
ここからhttp://dl.clockworkpi.com/DevTerm_CM4_v0.1a_64bit.img.bz2をダウンロードし、解凍してddコマンドでtfカードに焼いた。
xfceへの変更
まずはアップデート。
sudo apt update
sudo apt full-upgrade
sudo reboot
xfce4をインストールする。
sudo apt install xfce4
sudo update-alternatives --config x-session-manager
ここでセッションの一覧が表示されるので、xfceの行の番号を入力し、再起動する。
ファンの有効化
冷却用のファンはGPIO17に接続されているので、raspi-configから有効化。
テーマの設定
今回はNeedy girl overdose Themeを使った。詳しいインストール方法は下記ページにて記載されている。
フォントビューアをインストールする。
sudo apt install -y gnome-font-viewer
好みのフォントのttfファイルを用意しダブルクリックするとフォントビューアが起動するので、インストールボタンを押すとApplications > Settings > Appearnce > Fontsに追加される。今回はBigBlueTerminalを用いた。
アイコンテーマはCDE-Rebornを用いた。解凍したフォルダを~.icons/にコピーするとApplications > Settings > Appearnce > Iconsに項目が追加される。
デスクトップ上のアイコンのラベルの文字の色を変更したい場合は、~/.config/gtk-3.0/gtk.cssに以下を記入。
xfdesktopIconView.label{
color: 16進数のカラーコード;
}
TIC-80のインストール
ビルド時に必要になるパッケージをインストールする。
公式ではjessie-backportsのリポジトリを追加してliblua5.3-devをインストールするように記載されているが、今回はデフォルトのままlibcurl4-openssl-devをインストールした。
sudo apt-get install git build-essential ruby-full libsdl2-dev zlib1g-dev cmake libcurl4-openssl-dev
あとは公式と同じ。
git clone --recursive https://github.com/nesbox/TIC-80 && cd TIC-80/build
cmake ..
make -j4
最後に好みの壁紙にすれば完成。
トラブルシューティング
起動しない
WEB上で見つかるDevTerm用のイメージの中には何故か起動しないものもあるので、別のイメージを試してみる。
アダプタとCM4 本体をしっかりと接続する。
アイコンテーマがインストールできない
xfce4に対応したテーマか確認する。
index.themeの中身をしらべてみる。
ファンが動かない
以下を実行してみる
gpio toggle 17
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