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大学院入試[研究室訪問編]

閲覧頂きありがとうございます

 今回は、研究室訪問編と言うことで研究室訪問のアポのとり方〜実際に質問した事柄までを紹介していこうと思います。研究室訪問は研究内容を詳しく知るだけでなく、学生,教授,研究室全体の雰囲気/設備/研究室の運営方針/教授の考え方 などを知る機会となるので必ず行いましょう。
※例に漏れず、理系よりの内容 (ry



アポイントメントのメール


 アポ無しで研究室訪問をすることは考えられませんので、必ずアポイントのメール等を送り日程を調整してから訪問しましょう。
 メールの内容については、教授はこちらが学生だということも理解していますしよほど失礼なことを書かなければ心配することはないと思います。私の場合は

自己紹介...氏名,自分の所属は必ず書きましょう
外部から学生を受け入れているかの確認...まずは外部生を受け入れているかの確認をしましょう。教授が高齢の場合はもうすぐ退官するので、修士の学生は新たに受け入れることはない、等あるかもしれません。
研究室見学がしたいという旨を書く...研究内容に興味を持った等、具体的に理由を書くと良いと思います
どうしても無理な日程があるなら予め伝えておくこと...向こうの先生から日程を提案された後にそれを断るのは二度手間なので、ダメな日があるなら初めに伝えたほうが良いと思います

後は、先生から日時の提案などがあると思うのでそれに答えれば良いでしょう



研究室見学当日について


 アポをとって研究室見学の日程が決まったら、当日までに聞いておきたいこと等を考えておきましょう研究室のことでも研究内容でも構いません。疑問に思うことがあれば何でも質問することをおすすめします。私がした質問は以下のようなものです。

☆教授に対しての質問
・研究内容で疑問に思うこと...私が見学した研究室では、教授がパワポなどを使って研究内容を私に紹介していただきました。そうでない場合、研究内容を正しく理解するためにも予めHPなどで予習し、疑問点があれば質問しましょう


・ゼミの進め方、頻度など
・コアタイムの有無
・卒業生の進路...就職先を聞くというよりは、博士課程に進学する人が例年何人位いるかという感じで聞きました
・内部進学と外部進学の割合...加えて今年度はどれくらいの志望者がいそうか、定員はどれくらいか聞いておくと勉強の目標も立てやすいと思います
・設備...個人で使えるPCや実験設備は自由に利用できるか等。実験装置は必ず見学させてもらいましょう
・過去問を貰えるか...研究室訪問に行く理由の内で大きなものの1つかもしれません
・研究テーマの決め方、進め方...ここらへんの考え方が合わないと、研究生活が厳しくなるかもしれません
・来年度の構成...修士進学する学生、博士課程に進学する学生がどの程度いるか
・研究室全体でのイベントの有無...多い少ないどちらが良いということではありません。好みの問題です。しかし、研究室に入ってからこんなはずじゃ...となっては遅いので気になるなら聞いておきましょう


☆学生に対しての質問
 学生さんからの話は聞いておいたほうが良いです。教授が話を切り出さなかったら自ら学生さんと話をさせてくれないか聞いてみましょう。研究が忙しい時期等あるかもしれませんが、基本的に快く受けてくれます


・現在の研究テーマ
・教授の人柄、研究室の雰囲気...学生から見た研究室の雰囲気や教授の印象は大切です。自分がその研究室やっていけそうか、考える材料にしましょう
・過去問また、その解答はあるか...学生は過去問の解答ももっている場合があるので、教授にもらえなかったときには学生の方に聞くと良いです
・院試について...過去問以外にも面接で聞かれること、英語の試験のコツなど試験を突破してきたからこそ知っていることもあります。ただ、最近はコロナの影響もあり (2021/8/29現在) 試験形式や問題が大幅に変更される事があるので注意が必要です
・1日のタイムスケジュール...時期によって忙しさは変わると思いますが、大体のスケジュールを聞いてアルバイトができそうか、院試生活が自分にあっているかなど判断しましょう



大体私が聞いたことは以上のようなことですが、疑問に思っていることを何でも聞くのが1番だと思います。特に、自分の中で研究室を決定する為に何を重要視するか(研究内容か、教授の人柄か、先輩の雰囲気か 等)を決めて、それに沿って質問することを考えていくと良いと思います

 


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