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第391話 50万円が最低価格である理由

ニッポンのみなさん

こんにちは。


公務員大家です。

この記事は、

公務員の方も

そうでない方も

金銭的に豊かに

精神的に楽に

暮らしていけるために

書かせて頂いています。


今日のテーマは

最低価格が50万円である理由

です。


昨日は、

空き家を買うことで

社会問題を解決しよう!

というお話をしました。


ワタクシの最近の売買実績は

酷いものでした。


昨年は、

1軒も買えないという

辛酸を舐めたのでありました。


辛酸を舐めた、

と言えば、

辛酸なめ子さんが

思い出されますね。



彼女も、たいへんな境遇を体験されたのかもしれませんが、

ワタクシもたいへんでした。


北陸の不動産王こと

ポーンさん(仮名)に影響を受け、

1棟もののアパートの新築に乗り出したので

ありました。


ただ、アパートを建てても

客付けが難しいですよね。

そこで、

差別化を図るため

駅前物件にねらいを定めて

土地を選定しました。


アパート業者も

ご紹介頂き、

駅前に土地があれば、

いつでも建築可能な状態でありました。


一方、新築アパート市場において、

公務員は、かなり有利です。

なぜなら、属性が高いため、

借入できる可能性が高いからです。


1軒目は、駅から徒歩5分

線路沿いの物件でした。

しかも30坪あるのに、価格は400万と

破格の安さでした。

ところが、買おうと思ったら、すでに

売れているではありませんか!!!

ワタクシは、腰を抜かしながら、

転進するのでありました。


次の物件は、70坪近くあるのですが、

入口がやたら狭く、

軽トラ一台、

通るか、通らなか、

という立地でした。

こちらも駅から徒歩5分です。


なんとか、軽トラが通ったため、

アパート業者に連絡を入れると、

「ちょっと、間口が狭すぎますね。」

と要望を却下されてしまいました。


最後は、

国税局の競売物件です。

路線価1億5000万円の土地建物を、

5000万円で入札しました。


ところが、

落札できず。

悔しくて、

悔しくて、

涙がほほを伝いました。


競売人に、

「いくらで落ちたのですか?」

と泣きながら尋ねると、

「8億8888万8888円です。」

との答えでした。


(!!!)

末広がりの8が並んでいます。

(これは、業者の仕事だな。)

と直感しました。


実にワタクシが入れた

落札価格から3000万円以上の開きがあり、

自分の甘さを実感した次第です。


そのような1年間を過ごしてきた手前、

なんとか、安い物件を買うことから、

今年を進めていこうと考えたわけです。


場所は都会の過疎地帯。

山がちで、まったく売れる気配がありません。

だからこそ、

価格が50万円なのです。


今日は、この50万円という

価格が、なぜ付けられるのか?

という問いに答えていきたいと思います。


結論から言うと、

「なんでもOK

でも、無料はいやだな。」

こんな心理が働いているように思います。


山の上や囲繞地にある、

再建築不可

車両侵入不可地域

にある家は、

なんといっても、

売主さんは売れない可能性を

不安視します。


そして、

売れなければ、

1 解体費、数百万円(平地より、確実にお金がかかる)

2 解体後の固定資産税6倍

3 解体後のメンテナンス(草取りなど)

が約束されます。


だから、みなさん、

どうにかして売りたいのです。


しかし、売るからには、

いくらか値段をつけなければなりませんね。

100万円では高すぎる。

だけど、0円では困る。

では、その間の50万円にするか。

これが人間の心理です。


だから、50万円ですから、

さらに指せますね。


それでは みなさん

ダンケシェーン

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