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ラジオ回顧:青春キャンパス

谷村新司がメインパーソナリティを務めた文化放送のラジオ番組「青春キャンパス」は1980年から1987年まで放送された。

大分県在住の僕は、中学校に入学した1982年、自宅机でラジオ(もっぱらOBS大分放送ラジオ)を点けたままの「ながら勉強」ばかりしていたところ、偶然耳に入ったところから聴き始めた(気がする)。

記憶では23時15分から30分間で、もっぱらリスナーからのハガキを読む進行だった。

いわゆる三段落ちの「天才・秀才・バカ」というコーナーは、どこかテレビ番組「欽ちゃんのど~んとやってみよう」の「良い・悪い・普通の子」のコーナーを彷彿させるものでもあった。

ハガキ職人という言葉はもう生まれていたのかな。定かではない。

番組後半は、リスナーから寄せられたもっぱら「性」に関する出来事投稿で、当時の僕にはかなり刺激的な内容ばかりだった。

例えば、幼稚園の先生の家で・・・ああ、やっぱ書けないわ。

話は少し逸れるが、笑福亭鶴光のオールナイトニッポンでの有名なフレーズ「〇〇の色は?」とか、中山美穂主演のテレビドラマ「毎度お騒がせします」とか、某青年誌の投稿コーナーの「パンツの穴」など、今と違い、性は身近なところにあふれていた。

保健体育の授業はほとんどラジオから学んだと言っても過言ではない(笑)。

話を戻そう。

それから、番組には「いちご白書をもう一度」のヒット曲で知られるばんばひろふみ(バンバン)も大抵出演していた。

バンバンはかつて1979年に「SACHIKO」、1983年に「あの素晴らしい愛をもう一度」のカバーでヒットを飛ばし、谷村から4年おきにヒット曲をリリースする「オリンピック歌手」と揶揄されてもいた。

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