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我が家に伝わる数式「曜日を当てる計算式」

母方の親戚に算式に詳しい人がいたらしく、その人が、特定の年月日が何曜日であるかを当てる数式を発明しただとか。

以下に記します。

まず、あらかじめ以下の情報を記憶しておく必要があります。

1月=「0」
2月=「3」
3月=「3」
4月=「6」
5月=「1」
6月=「4」
7月=「6」
8月=「2」
9月=「5」
10月=「0」
11月=「3」
12月=「5」
その年の1月1日が何曜か
(2021年であれば金曜日)


それでは、例題をもとに、曜日を割り出す手順をお示しします(2021年カレンダーをご用意ください)。

(例1)3月7日

3月の数字の「3」と3月7日の「7」を足す。
解の「10」を1週間の構成日数である「7」で割る。
回答は「1余り3」となる。
余り数字の「3」を2021年1月1日の「日曜」を起点に数える。
1=金曜、2=土曜、3=日曜
よって3月7日は「日曜」です。カレンダーでご確認を。

(例2)10月20日

10月の数字の「0」と10月20日の「20」を足す。
解の「20」を1週間の構成日数である「7」で割る。
回答は「2余り6」となる。
余り数字の「6」を2021年1月1日の「日曜」を起点に数える。
1=金曜、2=土曜、3=日曜、4=月曜、5=火曜、6=水曜
よって、10月20日は「水曜」です。カレンダーでご確認を。

(例3)12月2日

12月の数字の「5」と12月2日の「2」を足す。
解の「6」を1週間の構成日数である「7」で割る。
回答は「0余り7」となる。
余り数字の「7」を2021年1月1日の「日曜」を起点に数える。
1=金曜、2=土曜、3=日曜、4=月曜、5=火曜、6=水曜、7=木曜
よって、12月2日は「木曜」です。カレンダーでご確認を。

なお、うるう年の場合は、2月29日以降の期日の場合は数式に「+1」をお忘れなく。


その昔、過去50年ほどの年月日の曜日を瞬時にピタリと当てる人がテレビ番組に出演していたことがあります。

365日を7で割ると「余り1」となるので、2022年は土曜日、2023年は日曜日となります。

うるう年がいつ発生するかを把握しておけば過去50年くらいの1月1日が何曜日だったかを割り出すことは難しいことではないでしょう(ちなみにうるう年は現在広く採用されているグレゴリオ暦だと400年に97回)。

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