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ヤマケンフォト!SUPER GT Rd.3鈴鹿


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「SW」って何?


ウエイトだけではなく
燃料の制御まで1段階、
そんな中での「5位」完走という
驚異的な走りを見せた36号車でした。

特に1STスティントでは
11番手スタートから、
前方100号車を追いかけまくる!

という展開で、
サクセスウェイト積んでるよね??

なんてよぎるような
機敏な走りを見せておりました。


ただですね…


悔やまれますのはヤマケン登場の
”3rdスティント”なんですが、

これ
TV観戦だった皆様

「なんで5位になったの??」

って全員思ってますでしょ?

僕もそうでした。
その辺りを「事情通」に真相の程を
探って参りまして!

(なるほど、そんなことが!!)


と深く理解。


それを把握した後に
レース後本人の談話

「4位で終われるはずだっただけに…」

の一文。

これが本当に理解できる!
という事で
その辺りも述べて参りたいと思います。



予選は11番グリッドから。

Q1 1’46.747
Q2 1’47.700
の合算で11番手。

これは一発勝負!の予選
本当にウエイト&燃リスが効きました…

ただ、前戦Rd.2も「11番手」からの
4位フィニッシュだった事を考えると
今回Rd.3も全く同じ「3時間レース」という
長丁場…

きっとなにか起こるぞ?!

という期待感もありましたよね?
そういう期待を抱かせる何かが
今の36号車にはありますよね!


そして決勝、
スタートドライバーは坪井選手。

100号車と競り合いつつも
やはりなかなか抜かせず…
の展開に。

LAP21で1度目のピット。
ここで完璧な作業!
ドライバー変更もせずに
坪井選手はそのまま2ndスティントへ。


この、まさに完璧!
なピット作業が功を奏し
絵に描いたようなアンダーカット成功。

11番手からみるみるうちに
順位を上げていき、気がつけば5番手走行。

実況も言っていましたが
「ええ?!気づけばこれ…」のくだり、
見ている僕らもそんな感じでしたね。

恐るべしは36号車ですが…

そしてLAP59
2度目のピットインでこの作業がまた
素晴らしいほどに完璧な!!

ここでいよいよラストスティント
ヤマケン登場~


この段階で36号車は4位浮上。

(まさかの今回もまた?)

の驚きと期待が入り交じる中、
思いもよらぬ事態発生で
トップを走る「14号車」にまさかの
”ドライブスルーペナルティ”が発動(!)

これへの感想は割愛しますが…

ただ、これによって36はなんと
3位に浮上!

(おいおい…まぢかよ?!)

の予感でTVに釘付けに。


ただ、
14「福住選手」の魂の(怒りの?)
鬼神の走りで猛追があり
36を瞬く間にパス!

LAP71 36は再び4位走行に、
相手はウエイト6kgで燃リスも無し…
さすがに勝負にならず。


ただ
ここまでは当日もわかった!

14号車鬼のように速いな?!
とも思いましたし…

ただですね?
その後気がつけばいつの間にか
5位を走行していたはずの12号車が
36号車の前を走っている?!

え?なぜ?どこで?いつ??

と「?」が頭の中で大量に…

常に1秒前後の感覚を保って
タイヤマネージメントも含め
走っていたヤマケン、

考えられますのは…ミスがあったか?!

としか思えない。

TVの実況も触れない、
VTRもない。
とても納得のいかない感じで
普通に抜かれたとは思えないでいたのですが



実は「LAP85」に不運な状況に
巻き込まれていた36号車。

ただ、これは本当にアクシデントで
運の問題とも思え…

LAP85のバックストレート、
前方にトラフィックで300車両を認識。
バックストレート上でしたので
スリップを使わせてもらおうと考えた
ヤマケン。

130R侵入ギリギリまでスリップを
使わせてもらい、
ここで300車両を追い抜こうと
車両の右へスイッチ!

したのだが!!

呼吸が合わず300車両も36と
全く同じ右へ進路を譲り
慌ててブレーキング!!

その間左を1秒差で詰めていた
12号車がパス。


…というのが
事の真相でございます。


そうか…
でもまぁこれって
僕らの日常生活でもあるのかも?

歩いていて前方から人が来て
お互い譲ろうとしたんだけど
お互い同じ方向に…

みたいなアレですね。

だからヤマケン
この事は一切触れていないと。

でもその事が悔やまれての

「4位で追われるはずだったのが…」

のコメントに
表れているというわけなんでした。


でもですね?




最重量ウエイトに加えて
燃リス1段階ですよ?

そして11番手スタートなので
これはっきり申しまして

”入賞ポイントGETも困難”

なのが本来。
というか普通。

この条件下でポイントを獲ったら
普通なら大ラッキーですよ。


そこを5位か、4位か…
と悔やむのが今の36号車の強さ。
考えられないですよね?

末恐ろしいなと思います、はい…。


とにかく今回のRd.3も
前回のRd.2もそうですが、

ピットワークの恐るべき完璧さ

がまずひとつ。

それと
2名いるドライバーが
いずれもポテンシャルをフルに発揮
というのがこれまでのところかと。

ミスらしいミスは
全く見当たらないのが今季の36、
燃料切れ、タイヤが外れる…
といった苦い教訓を完全に活かしている!

そんな気がしてなりません。

ピットワークと作戦指示、
いわゆるチーム力の突出した完成度が
もたらした結果と言えると思います。



ところでそんなヤマケン。

SNSでご覧になられた方も
多いと思うのですが、



新たな愛車

「クラウンスポーツ」

が納車になったそうで😊㊗️


なんか「早速いじる」って
宣言してますね😳💦

既にホイールも変わってるし…

弊社にもなにか相談があると
良いですけども~

新しい愛車で気分一新!
また大活躍して欲しいと思います!




次戦も頑張れヤマケン!






END




●社長日記2.0「ヤマケンダイジェスト」39本


●社長日記1.0「山下健太関連記事」92件


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