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漲る「黒の86」を見よ。
![](https://assets.st-note.com/img/1665737287327-XEOSIZ6dII.jpg?width=1200)
実に美しい肢体
やはりGR86とトヨタ86は
改めて違う。
クリスタルブラックシリカを纏い
低く構えたこの姿勢。
”SPORTDESIGN”
採用により記憶にある86の姿とは
どこか異なるシルエット。
ロワグリルからバンパー下部エンドまで
有機的な3次曲面が複雑に交差するこの意匠。
例えば”実車がない所”で、
割と記憶を頼りにラフスケッチを書いてみて
案外忠実にかけてしまうのがGR86。
様々な面やプレスラインが
実は実車と全然違っている(!)
という画になってしまうのが86後期。
そんな風に自分は捉えている。
2車の特徴的な違いだ。
そんなD4S外板、86後期モデルにて
今回は
「エンブレムデアソベ」
のご用命を頂くことができた。
![](https://assets.st-note.com/img/1665737911749-7nQ4BXgzh8.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1665737918823-MwbDhJAaDJ.jpg?width=1200)
まずは「フロント」での変化。
純正メッキのトヨタマークを
今回はご覧の通り
「マットブラック」
採用へ。
この選択により一気にスパルタンな雰囲気を
強調することに成功したもの。
ハイグロスなトップクリア皮膜は
決して「無駄」なものとは
思ったことはないのだが、
こうして「マット仕様」を見ていると
何故か不思議と
”無駄な装飾の一切を排除”
した
鍛え抜かれたアスリートの肢体のような。
そんな連想をしてしまう。
艶やかなボデイは空を写り込ませ、
そこに一点
何も映さない、ルールに従わない場所
が小さく出現し、
かえってそれが人の目を引く。
マットブラックの持ち味とは
そういう事じゃないかと思っている。
![](https://assets.st-note.com/img/1665738249687-Hob4wNepvW.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1665738256353-Vvh5jUFwzT.jpg?width=1200)
当然のことながら
「同じ車両」で「同じ色」。
「同じアングル」で「同じスポイラー」
という比較だが、
エンブレム交換後の表情は
”より獰猛な雰囲気”
に感じるのは決して気のせいではない。
スポイラーを装着する事
よりもかなり小さな出来事に思える
エンブレムの加飾変更
だが、
モノの大小ではなく
”実際に車両に与える変化度合い”
というのはひょっとして
スポイラーよりも大きい威力を
持っているかもしれない。
たった12cmほどの楕円形。
これがもたらした今回の変化だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1665738578437-alymTyUpIS.jpg?width=1200)
そしてリヤにも着手。
前期モデルではW100だった
リヤのTマークだが、
後期になってW90サイズと
更に小型化されたもの。
![](https://assets.st-note.com/img/1665738646224-qP2RPEVYOO.jpg?width=1200)
そしてこちらが交換後の姿。
同じくオーナーのN様がチョイスした
リヤTマークへの
「マットブラックフィニッシュ」
その姿だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1665738726784-uHUGyqj5sq.jpg?width=1200)
リヤを全景で見ると、
一瞬”エンブレムがない”ようにも見える。
ただ、
リヤガーニッシュなどとの映り込みなどで
トヨタマーク付近だけは異なる光沢によって
浮き上がって見える印象。
まるで”エンボス処理”でも
されているかのような雰囲気に。
どこかほのかに緊張感が漂うような
このリヤビューがとても良い。
![](https://assets.st-note.com/img/1665738916997-HTMn3i2Gto.jpg?width=1200)
というわけで、
ブラックボディの86後期による
「エンブレムデアソベ」
前後にマットブラックを採用した模様を
ご紹介させて頂いた。
とても当たり前のことを書くが
白い86、赤い86、あるいは青い86。
当然どれも印象が違うし、
それぞれにカッコイイと思っている。
ただ、
そういった意味合いとは
なにか別の部分で
「黒の86だけは別格」
という印象がないだろうか?
その具体的な要素を言葉で
説明できないところがもどかしい。
それと、直線基調か曲面基調か。
これは好みが千差万別だと思うが、
86後期のフロントの複雑さが
とても好きだ。
そんな事を頭で抱きながら
ふと後ろに停まっている
「GR86デモ機」
に目をやると・・・
(やっぱGR86も相当カッコイイな♡)
と。
主体性のない自分は情けないと思う。
END
![](https://assets.st-note.com/img/1665739530601-aArqZEvxhj.jpg?width=1200)
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