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前代未聞!なカロスポ~後編。

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前回からの続き

横浜市よりお越しのI様、
カローラSPORTでの

”レザーEXCLUSIVE”

インストールの模様「後編」でございます♪


カローラSPORTを題材にして
ダッシュボードをフルでUltrasuede仕様!

などを筆頭に様々なモディファイを
実践して頂きました今回。

ちなみに前回の模様↓↓

後編からご覧頂きました方は
ぜひ前編もご参照ください。


というわけで改めまして!


Ultrasuedeやカーボンレザーを駆使した室内


前回このように
「ダッシュボードSUB ASSY」
及び
「ダッシュガーニッシュ LH」
を大幅変更して頂いたわけでござますが、

その流れで運転席側にも
当然という感じで
手を入れて頂きました。


スイッチ類はギャップ調整してインストールされる


こちらがまず
サイドレジスターから続くパートへ

「ダッシュガーニッシュRH」

をUltrasuede仕様へ。

そして、ETCや各種ボタン類が配置される

「アンダーダッシュカバーRH」

もこの通りのUltrasuede仕様。

”ニーエアバック”のパッドを挟んで
中央側に見えているパートが

「スタートボタンカバー」

となります。
これも同様にUltrasuede仕様ですね♪


そして中央のシフトセクションへと
合流していくわけなんですが~

ここも2つのパートLWRパネルに
助手席と同じく

”Ultrasuede仕様”

というこの豪華なヴィジュアルです!

本当に圧巻!としか言いようがない・・・。
今回はこれら全てのパートで

「ステッチなし」

の仕様によるインストールだったんですね?
これはI様のご要望によるもの。

各パートへそれぞれステッチなどを配する事も
もちろん充分可能だったわけですが、
あまりステッチが縦横無尽に走るのが
好きじゃない・・・

という意向の場合には
今回のようにプレーンな感じで
いかにも”純正然”
な仕様も勿論可能♪

これはUltrasuedeに限らず
レザー素材においても同じことが言えます。


そうした
”オーナー様の趣向”
という点で言えば

メータークラスターはモールまでピアノBK仕様


こちらの

「ステアリングコラムカバー」

もそのひとつでした。
ステッチを入れずにプレーンな
スエード素材そのものを
愉しんで頂く仕様ですよね。

そしてこの機会に

「メータークラスター」

にも加飾変更を施して頂きまして
ピアノブラックフィニッシュ
となっております。


ちなみに、これは弊社にある
”カローラCROSS”
の時にも勉強したのですが、

”メーターフード”

に相当する部分。

写真ではもちろんUltrasuede仕様に
変更されておりますが、
これですね?

ダッシュボードと一体

なんですよ?!

傍から見ていると明らかに別部品・・・

のように見えるんですけどね、
ダッシュ一体なので
ダッシュボード着手によって
初めて可能な部分でもあります。


2つの素材を融合したエアバッグパート


そして今回とても斬新だったのが
こちらの

「エアバッグパッド」

でした!

これまでもありそうですが
一切無かったという

「黒革×Ultrasuedeコンビ仕様」

なんですよっ?!

これがめちゃくちゃオシャレで
カッコ良かった。

異素材を継いで、黒革のエリアには

”シルバーステッチ”

を純正近似の仕様で採用して頂きました。

そしてさらにこのパートでは

「ステアリングSW ASSY」

も艶やかなピアノフィニッシュへ。

通常では実施していない
”外枠ベゼル”
にまで加飾を行った
特別仕様でのインストールとなりました♪

その結果、

エアバッグに採用のスエード、
特別加飾をしたベゼルのピアノブラック、
そして
コラムカバーのスエード・・・

と、この積み重なった階層が
何とも言えずに上質です♡

これ、スゴイですよ!


また、小技も決して忘れることなく
I様にご用命を頂きましたのが

ロゴイラストはレーザー彫刻によるもの


「エアバッグエンブレム」

への加飾でした。

こちらは多くのケースだと

”ソリッドカラー”

を採用するオーナー様が多い中で
今回のチョイスは

「ピアノブラック仕様」

という一貫した姿勢。

社外のステアリング採用も相まって、
もはやこのパート。

純正が残る場所はどこに??

という完全網羅でございます(笑)


ここまでの段階でも
既に相当数のパートを変更しておりますが、
I様のこだわりはまだ続きます!

次に交換をさせて頂きましたのは~

Ultrasuedeの柔らかな質感が
敷き詰められたダッシュのその先。

「室内Aピラーパネル」

を変更。

ここで再び室内の随所に
”挿し”
の形でI様が散りばめております

”ブラックカーボンレザー”

が再び登場!

今回の室内、メイン素材のUltrasuedeを
室内側に使いまして
反対のガラス側にはこの
カーボンレザーをチョイス♪

この2つの素材を中央で

”スエード側にシングルステッチ”

が繋ぎ合わせるこの意匠。

それにしましてもこの景観・・・

完全にスーパースポーツ級ですよね(汗)


Gエンボスは別に「ベベル凹」も指定可能


Aピラーに近づいてみると
このような雰囲気となっております。

”Gロゴエンボス仕様”

もここで採用頂きまして
これは嬉しい限り♡

本当にありがとうございます。

ちなみに、
この”カーボンレザー”も
綾織り基調の「眼」がありますからね・・・

リアルな炭素素材ほどの
神経質ではありませんが、

”模様の均一化”

におきましては
張る側の技術と精度が
求められる高難度な素材でもあります。


アンカーカバー加飾は調整が不可の為要検討項目


さらに、Aピラーが変更されるならば・・・

という事で連続したピラーメイク

「室内Bピラーパネル」

もこの仕様でインストール。

これもAピラーで採用した”法則”に
従いまして、

「天面Ultrasuede×側面カーボンレザー」

という仕様になっていて
かなりレベルの高いコーデに。

そしてお気づきの方も多いと思いますが

”シートベルトアンカーカバー”

はこちら・・・

なんと驚きの!

「ピアノブラックフィニッシュ」

でございます♡

上段への

”Gロゴエンボス仕様”

もホントにAピラー同様、
ありがとうございます!

そして、最後となりますけども
もはやこれ・・・

言葉もない!

というくらいの徹底ぶりでございまして、

「BピラーパネルLWR」

も連続してフロアまで到達する
この質感!

ドアライニングと面して形で
もう後席ドアまでを含め、
純正部位は

ことごとく消滅!

という言葉も出ないほどの完成度。

さすがにデモ機でも・・・(汗)

なんて
おののいてしまう徹底ぶりでございました。

こちらは助手席側。

前回までに製作をさせて頂きました

「ドアショルダーUPR」

そして、

「ドアアームレスト」

とのマッチング、
コンセプトの統一感も抜群ですよね♪


というわけでございまして、
前編~後編と
分ける形でご紹介させて頂いた今回。

お打ち合わせも数度に渡りまして、
着手までの期間も
本当に長くかけて頂きまして・・・

なんだか感慨深い心境です♪

なによりも無事にご依頼の数々が
装着完了して安堵・・・

本当に良かったです♡

数多くの「猛者」が
訪れて下さる弊社ではありますが、
さすがにスゴイ!

ここまで追求するオーナー様には
そうそう巡り合う事はありません。

今は本当に嘆くべき状況で

”新車も簡単には買い換えられない”

という世の情勢の中で、
ならば

「現在の愛車を大切に長く乗ろう!」

と考えるオーナー様も
すごく多いと思います。

弊社のデモ機ですらそうですから・・・


そうした時にやっぱり最後

新鮮味という点で劇的な変化!

を求めるのであれば
インテリアなのかな~と考える部分も。


このインテリアに囲まれて
日々移動時間を過ごして頂いたならば

もう他の車種に目移りすることは
全く無くなりそうです。

I様、重ね重ね
今回は本当にありがとうございました!

弊社のスキルアップにも
大きく貢献して頂きまして、
その点にも感謝を申し上げます。



それでは!

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