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LEXUS金属調の実力。


各画像はクリックで高解像度


世界的大ヒット作


LEXUS RXは”20系後期モデル”に
ご登場頂いた。

弊社でもデモ機として「RX300」を
導入していたが、まさしく

「安定の優等生ぶり」

で、

姿こそSUV、車高こそ高いものの
往年の”CELSIOR”を連想するような
静粛性と乗り味。

今回ご入庫の”450h”なら
更にその傾向は強まり、極めて上質。

とにかく静か。


今回はそんな「RX」へ向けて
オーナーであるN様よりご用命を頂いたのが

”LEXUS金属調”
なるプロダクト。

そして、大人気
”レザーEXCLUSIVE”

の2本立て。


早速ご紹介していこう!




助手席側にこれだけの機能、さすがレクサス。


着手するのはシートサイド。


最近主流のレバーではなく、
あいにくのひと世代前を採用するRX。

どこかトヨタ感のあるプラスチック。

ただ、

”助手席にしてこの多様な機能”


さすがVer.L!

と思わず笑みがこぼれる。


各スイッチの詳細を解説したところで
今回変更したのが



LS、LCを彷彿とさせる「革張り」のクッションシールドが高級感。


まずは「オールレザー仕様」へ。

これはご存じレザーEXCLUSIVEより、
RXの黒内装に準じた意匠で

「シートクッションシールド」

を黒革×シルバーステッチにて
インストール。


従来ならこれで充分なほどの
豪華仕様!となるのだが、

今回はさらに一歩踏み込んで頂き



シートレバー2PC、ランバーサポートは4WAYを黒樹脂から金属調加飾へ。


先頭のバリアブルクッションは、座面の先端が伸縮する機能だ。


最初にご紹介した各スイッチ類の
全てを加飾変更して頂いた!

これが希少な

「レクサス金属調」

と命名するプロダクト。


半艶のセミグロスで、
若干シャンパンの印象が漂う色調。

スイッチのひとつひとつに採用される
”イラスト”
も完全再現するもの。

元々は黒樹脂のスイッチ、
なのでイラストはホワイトで再現されるが

今回はベースが”金属調”と変わるので
イラストは反転してブラック


とても芸が細かい。



純正時のシートサイド風景(黒内装)。


交換後の状態、SUVならでは「完全露出」したシートサイド。


運転席側もこの通り変更。


お気づきと思うが、運転席/助手席で

「全く同等の機能・装備」

となるのが”Ver.L”の特徴。
これがトヨタとしては普通じゃない。

ちなみに
”シートメモリーも3名分”
助手席側にも与えられるのだ。



シートの純正ステッチと並列して極めて優雅なクッションシールド。


この画像を見て、

”もはや違和感など皆無”

であることをご理解頂けると思う。


これだけの巨大な面積をレザー&ステッチに、
更にはスイッチ類を全て変更した。

つまり、ノーマルは一つも残っていない。


それでいて尚、

「全く指摘のできない世界」

である事をご確認頂きたい。


「全く気付かない?!それ、ダメでしょ」

はごもっとも。


だが、

”それが横浜都筑流”


オーナーはそれを「良し」として
我々に大変ありがたくご相談を頂く。


特殊。

常人では理解のできない世界。



フロアの高いSUVだけに、
ドアを開ければシートサイドは完全露出だ。

セダン系のようにサイドシルより下段に
サイドが埋まる事も無く。


それだけに、毎回ドアを開けて乗り込む際には
LSやLC以上に露出して丸見えになった

フルレザーセクション

がすこぶる満足感を与えてくれる。


この前席左右”大幅変更”を
実践して頂いた上、
この日オーナーであるN様には



「後席パワーシート」まで標準となるのはさすがのVer.L。


イラストも巧みに復元する”純正然”にご注目頂きたい。


後席パワーシート


にもこの
”レクサス金属調”の加飾を採用頂いた。


クラウンの”ナビシートSW”を
連想させるような埋め込み方式で、

大き目なサイズの後席シートに
割と小さい感じでスイッチが入る。

ここは”金属調”とする事で反対に
存在感は大きくアップするもの。


純正で室内随所に採用される金属調を高い水準で再現した独特の加飾。


「金属調」といえば、別途クラウンやハリアーへ
そうしたご提案のプロダクトがあるが、

ことレクサスRXは全くの別物。


これに当時は時間を相当費やした経緯。

色調も独特、なによりも絶妙なサジ加減の
”光沢感”
には大苦戦したが、

室内随所に点在する純正加飾と
限りなく同調してお愉しみ頂ける加飾

「レクサス金属調」

をぜひお見知りおき頂きたい。


どれが純正でどれが加飾変更か?シートメモリーは透過照明機能も再現する。




そしてこの日最後


N様にはニッチな照明類の変更も
着手して頂いた。



写真は純正の点灯時。


場所はこちらの”バニティランプ”。

もちろんRX、
標準でご覧の通りLED仕様。

ごく一般的、特段も不満もないと思う。


ただ、この純正。

”中央マップランプには面発光方式”

を採用している。
オーナーはここを見逃さない。


「面発光方式」へと改められたバニティランプ、消灯時。


ご覧の通り
独特な乳白色で透明感は皆無のこのレンズへ。

中央メインのランプと見事に同調する

「LEDバニティランプ 面発光」

もこの日インストール。



優雅で上品さも感じる柔らかな色調のLEDがRXに良く似合う。


レンズ自体に透明感がないため、
点灯時の明るさに不安を抱くかもしれないが

ご覧の通り、むしろ純正よりも
明るさが増す点灯品質。


実際のところ、日頃積極的に使用するモノ
では決してないのだが・・・


(こんな仕様が採用されているのだ)


と、
実際には見えていない面発光の優雅な
バニティランプを頭で想像するだけで

大きな満足感、
それがクルマ好きというもの。


あくまでも脇役という存在の
バニティランプにも
このようなアップデートを実施して頂いた。




今なお色褪せない洗練さを保つ20系レクサスRX。


というわけで今回のアップデート
いかがだっただろうか。


”シートサイドセクション”

という従来では着眼すらされなかった
パートへこれだけの集中的なテコ入れ。

ただ、LSやLCがそうするように

「このパートへの上質素材使用は効果的」

だと
メーカーも認識していると思う。


だから”最上級”には
惜しみなくコストをかけて
採用していると考える。


今回の車両は「黒内装」であったが、
これが茶系や白系なら

その効果はさらに絶大だ。


「LEXUSを、よりLEXUSたらしめる」


そんなニッチなアップデート。

ぜひRXオーナーにはご検討頂きたい。


ドアを開けて飛び込んでくる
一新された光景、

恐らく最初、当の本人が圧倒される

と言っておく。



END




レクサスRX「レザーEXCLUSIVE」


レクサスRX「インテリア金属調」


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