Web担当者のレベル

僕のシゴトはWeb担当者です。

しかし、この「Web担当者」というシゴトの定義は会社によって、あるいはその人のスキルセットによって、かなり違いがあるなと思います。

1.CMSでサイトの更新をする
2.GAで解析したり、サイトのコンテンツ企画を行う
3.経営者目線でサイトの企画・運営ができる

3に近いほど、求められるスキルや知識の幅やレベルは高くなりますし、レアリティが高い人材だと言えます。中には、その会社のマーケティング全般に関わっていたり、プロダクト開発やサービス企画のレベルから携わっている人もいて、このレベルになると、もはや「Web担当者」という言葉では括れないなと思ったりします。

さて、僕は仕事柄、デザイナーとのやり取りをする機会も多いですが、デザイナーという職種もピンキリだなと思います。デザイン部署でバナーなどの素材をデザインするだけの人もいれば、経営コンサルタント顔負けの視点でクライアントの課題解決に取り組むデザイナーもいます。

どんな仕事においても、付加価値の高いアウトプットを生むためには、ビジネスの本質を理解する必要があると思います。その会社の競争力の源泉は何か、競合との違いは何か、ビジネスの収益構造はどうなっているのか、今抱えている課題は何か、など。

Web担当者の仕事をしていると、GAやサチコの使い方だったり、SEOのトレンドなどを追いかけがちです。(それも重要なのですが)

でも、それ以前にビジネスリテラシーを高めなければいけないと思うのです。

経営者の話を理解できるWeb担当者。
コンサルタントと対等に話ができるWeb担当者。

このレベルを目指さないといけないと思います。

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