【黒木啓司さん芸能界引退に寄せて:②】熱きハイローの年、2017【HiGH&LOW】

こちらは前回からの続き記事です。先に①をご覧ください。以下前置きは省略します。

引き続き、当時のツイート発掘です。EOS以降はハイロー名物「実質公開日」(※公開日よりもかなり前から試写会イベントとその全国ライブビューイングを連発し、正規の公開日には相当数のファンが展開を把握している状況が多発したことから名付けられた風習)には自分も全て参加しており、その際はネタバレアカウントを運用していたため、日付にブレがある場合はそちらが恐らく理由です。また、EOSとTHE FINAL MISSION(FM)は完全に一続きの作品ですので、合わせて抽出しました。

2. EOS〜ザム3(FM)公開後まで

はい。という感じで、我ながら玉石混交にも程があると言いますか、ちょいちょいドラマS1のROCKYを擦ったりしてますが、とりあえずその問題については後述するとしましょう。

EOSという作品のあまりにも強烈な衝撃は、今でも鮮明に思い出されます。当時はジェシーや源治の超絶バトルが初見の人にとっては何より目立ったこともあって、それらに比べるとROCKYと蘭丸に言及するツイートは若干少なかったのですが、自分はというと正式公開日の翌日までに確か劇場で7回ほど観て、とにかく起きている時間は仕事中もずっとハイローのことを考えて全場面を咀嚼しまくっていました。

そしてその度に、ROCKYと蘭丸の対比関係、本編で描かれずに裏設定として明かされていた過去、それらを役者陣がどう落とし込んだか、感情を入れ込んだか……そういったことが、頭から離れませんでした。

白をまとい、女を守るために自らの魂を削りながら戦い続けるROCKY、そして彼と正反対の存在である蘭丸。考えれば考えるほど新たな切り口が見つかり、5年以上経った今でもなお語ることの尽きない、それがこの2人の宿敵関係です。これについては、後の章でゆっくり語らせていただきます。

さて、ここまでは公式から新作という供給があり、Twitterのハイローファンがことごとく狂乱しながら盛り上がっていた頃のツイート群です。しかし2018年、ファン全員がハイローに釘付けだった年が明けてからも、自分はずっとROCKYについて思いを馳せ続け、しばしばツイートで言葉を吐き出していました。その様子と、さらにそれ以降については、③の記事にて。

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