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ミレニアル世代の生き方改革(人間関係編:友達100人できるかな?、G人材とL人材、人間関係の数字、小さな愛情空間と広大な貨幣空間)

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 この記事では、衣食住に事欠かない「とてつもなく豊かな時代」において、私たち人間に残された「最大の悩み」である、「人間関係」について書かせて頂きます。

目次

1. 友達100人できるかな?

2. G人材とL人材

3. 人間関係の数字

4. 小さな愛情空間と広大な貨幣空間

5. まとめ

1.友達100人できるかな?

 現代は「お前、友達いないだろ」と嫌味を言われても、まったく問題のない時代です。これは決して「人間関係を疎かにしても大丈夫」という意味ではございません。

 学校では、「友達100人できるかな」という言葉をよく耳にしますね。私がこの言葉に「違和感」を感じ始めたのは、小学校時代(2000年頃〜)からでした。この「違和感」の正体と、その具体的な「解決方法」を明らかにしていきます。

 現代はBOBOS編にも書かせて頂いた通り、"とてつもなく"豊かな時代です。衣食住がある程度満たされたとき、残る悩みは「人間関係」です。最近では、SNSなどネット空間での付き合いがこじれたり、リアルな世界でも会社内やママ友の間で微妙な「階層」ができたりして、人間関係が複雑化しています。

 会社や学校のような狭い共同体の中で、複雑な人間関係にからめとられて悩むというのは、とてもつらいことです。特に日本社会では、あらゆるところが「伽藍の世界(タコツボ)」で成り立っているため、その「閉ざされた空間」で人々は周りから嫌われないように、その同調圧力に窒息しかけながらも生きていかねばなりません。

 日本以外の先進国でも、複雑な人間関係に悩み、うつ病になる人は増えています。しかも、この「人間関係」の悩みは、本人の努力ではどうにもなりません。 職場でのパワハラや学校でのいじめは、配置転換や転校のように強制的に環境を変えることでしか、解決できない。これはとても「残酷」なことです。

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