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2023年下半期に初めて聴いた音楽

(注1)アルバムの場合は一曲目〜最後まで聴ききったもののみ記載。
(注2)リンクはだいたいApple Music、たまにYouTubeに遷移。
(注3)アルバムだけでなくアーティスト自体も初めて知った場合は、末尾に★。

7月

●NewJeans『Get Up』
●Khruangbin『Live at Radio City Music Hall』
●CYBER RUI『TIME TO SHINE』
●eevee & sweeep『Vandalism and Selfcare』
●ピーナッツくん『Air Drop Boy』
●Awich『Bad Bitch 美学 (feat. NENE, LANA, MaRi, AI & YURIYAN RETRIEVER)』
●THE WORLD WE LIVE IN 星『恥と許し』

備考
 NewJeansにすっかりハマり聴きまくる日々。今回のEPでとくに好きな「ASAP」のMVは私の全性癖に配慮があり優勝できた。Virgin SuicidesとPicnic at Hanging Rockとシュヴァンクマイエル版アリスを足して3で割った感じ(伝わってくれ)。
 Khuruangbinのライブアルバムは後半4曲の流れが良すぎて100回聴いた。「Pelota」のライブ版最高すぎる。eeveeやっぱり好き。ピーナッツくん実力上げまくりだし漢 Kitchenでの隠しきれないコミュ障っぷりもたまらなく良い。AIがヒップホップ出身だと知らなかった。ゆりやんレトリーバーのラップ最高だったからまた聴きたい。
 THE WORLD WE LIVE IN 星はスイスのアーティストらしい。VaporwaveのなかでもBarber beatsというジャンルに入るらしい。Vaporwaveに比べると壊れ感がなく、スムースジャズっぽくて聴きやすい。分かりやすくおしゃれ。

8月

●岡田有希子『ALL SONGS REQUEST』
●Phycho Tropical Berlin『La Femme (Bonus Track Version)』
●Khuruangbin & Men I Trust『Live at RBC Echo Beach』
●Awich『United Queen』
●光風&GREEN MASSIVE『報いの唄』
●DOUBLE FAMOUS『DOUBLE FAMOUS』

備考
 Khuruangbinが月イチペースでライブ音源を出してくれる流れ、ありがたすぎる……(合掌)。
 岡田有希子はなぜか夫がハマり、家でずっとかけていた時期があったので一緒に聴いた。失礼ながら「早くに自○したアイドル」くらいの知識しかなくちゃんと聴いてこなかったのだが、めちゃくちゃ歌が上手くて驚いたし、楽曲の多くが竹内まりやによる提供であることにも驚いた。

9月

●Elle Teresa『KAWAII BUBBLY LOVELY Ⅲ』
●Khruangbin『Live at the Fillmore Miami』

備考
 新しい分野をディグる心の余裕がなかった……。

10月

●Elle Teresa『Nail Sounds』
●LITTLE TEMPO『山と海』
●Various Artists『THE SOUND OF SIAM VOL.2: MOLAM & LUK THUNG ISAN FROM NORTH-EAST THAILAND 1970-1982』

備考
 える急激に進化してない!? 何があった!?
 2枚目はご飯屋さんで聴いて即Shazamした。こんなに夢心地な「Over the Rainbow」聴いたことない。しかもトリニダード・トバゴではなく東京のバンドであることがびっくり。
 3枚目はモーラムというタイ東北地方の民謡を中心に、タイの古いレコード音源を抜粋収録した一枚。全世界のDJたちが喉から手が出るほど欲しがる名盤らしい。DIE ANTWOORDの「Shit Just Got Real」ってこれをサンプリングしてたのか! 一度聴いたら忘れられないイントロだし、実際7年経っても忘れなかったもんな……。

11月

●Elle Teresa『Pierce Snake』
●三浦環『伝説のプリマドンナ・三浦環全集1 オペラのアリア〜歌曲』

備考
 結婚式で疲れ果てすぎて何もできなかった……。 
 中原淳一の恋人でありシャンソン歌手・高英男が三浦環の最期の録音に立ち会ったというエピソードを知り「そういえば三浦環の歌声聴いたことないな」から聴いた。関連して中学生のときグラバー園で知った喜波貞子のことも思い出した。三浦環にしろ喜波貞子にしろ、当時の欧米でリアル日本人(喜波貞子は3/4オランダ人だけど)が蝶々夫人を演じるのは本当に夢みたいなことだったと思う。

12月

●Khruangbin『Live at Sydney Opera House』
●Elle Teresa『dorobo』『Bubble』『Pink Crocodile』
●Kabza De Small & DJ Maphorisa『The Return of the Scorpion Kings』
●ミドリカワ書房『みんなのうた 2』『おつかれさまです』
●The Buttress『Brutus』『Behind Every Great Man』
●Infected Mushroom『The Gathering』
●JUNO REACTOR『Shango』
●雀と鯉(Jantokoi)『Mugiya』

備考
 既知:待ちに待ったKhruangbinのフルライブアルバムが案の定最高すぎて何度もリピート中。えるのスキルが上がりまくりでもはや追いつけない12/20に出たアルバムは非の打ちどころがなく芸術点の高さに脱帽。とくにヤバいのは「Temple」。まさか寺で韻踏むとは思わないじゃん? ハープを使ったオリエンタルな雰囲気のビートも最高。一方、Instagramで南アフリカのカルチャーを発信するアカウントに遭遇してからアマピアノブーム到来。寒いからあったかい地域の音が欲しくなる。
 初聴:ミドリカワ書房は忘年会のカラオケで友達が歌っているのを聴いて(なんとも年末らしいきっかけ)。「Oh! Gメン」が頭から離れない。どの曲も歌詞に湿気がある。
 The Buttressは「Brutus」のビートがリールのBGMに使われているのを聴いて衝撃を受けた。フィメールラッパーで現象学でゴスは私に需要がありすぎる。なぜ今まで知らずに生きてきたのか謎。
 Infected Mushroomは行きつけのお店の料理人さんからオススメされて。ずっと同じテンポで刻まれる重いキックに妙な安心感を覚える。大掃除のBGMにしようとしたけど楽しすぎて普通に踊ってしまったwwww JUNO REACTORはもっとメロディアスでゴアトラっぽい感じだった。
 2年前岡山でライブを見たとき衝撃を受けたE-da(元ボアダムスのメンバー)とGamaOilがまさかのユニット結成!!!! 聴くだけで血湧き肉躍るサウンド。早く一時間超えのアルバム出してほしい!

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