Irregular Learning English 8
続くか分からないけど、きまぐれ英語学習。当面は、ニュースを読んで一つ表現をnoteするの巻。
「In Case You Missed It」という見出しの直下にあったので、ついついクリックしてしまいましたが、長い(笑)。
うーん、やっぱり最初のパラグラフでいきましょう。
Google has violated US antitrust law with its search business, a federal judge ruled Monday, handing the tech giant a staggering court defeat with the potential to reshape how millions of Americans get information online and to upend decades of dominance.
・a federal judge ruled …. :連邦判事が判決を下す
・handing a tech giant a staggering court defeat with: a tech giantに対して、驚異的な法廷での敗北を与える
まぁ、さして難しい言い回しではないのかもしれないですが、これが一文だとESLな我々にとってはちとつらいと感じます(笑)
翻訳:Googleはその検索事業において独占禁止法(antitrust law)に違反している、と連邦判事は月曜日に判決を下した。それによって、何百万人ものアメリカ人がオンラインで情報を得る方法を再構築する、また、今後何十年かにわたる優位性を根底から覆す可能性に関して、巨大ハイテク企業に法廷での驚異的な敗北を与えた。って感じでしょうか・・・
ちょっとまだ意味がとれていないのはこのあたり。英語の問題ではなく、default dealとは何か普通に知らないだけかもしれません。
“Microsoft has underinvested in search for decades, but today’s ruling opens the door to a court mandate of default deals for Bing. That’s a slap in the face to consumers who chose Google because they think it’s the best,” Kovacevich said. Microsoft CEO Satya Nadella testified as part of the Google antitrust trial.
・a court mandate of default deals for Bing.:Bingに対するdefault dealsの裁判所命令
コンテンツの感想は書かないと思っていたけれど、このニュースには思いを巡らせてしまいます。情報インフラは、巨大であるほど、一件当たりのコストを下げることができ、地球レベルにおける最適化が可能でエネルギー効率も良いのではないかと考えています。小国が各国で同じインフラを作ろうと思っても、なかなか低コストでは実現できません。一方で、情報インフラがa giant techという資本主義の一国の一企業である限り、依存するのはとても危険であるのだということになっていくのであれば….。従来、a giant techに働く人たちが優秀で、かつ、高サラリーであるからこそ維持されてきたセキュリティ、サービスレベル、無償という形は、今後、どう変化していくのでしょうか。無償だからこそ、貧富の差が殆ど無くリーチできた情報の民主化があった(フェイクや、低品質な情報であっても)。それらがどういうあり方で担保されていくのか、行方が気になります。生きていくのに必要な様々なインフラ利用料がどんどん上がっていき必要最低限の生活費が高くなっていると感じる中でー例えば、川や井戸の水を自由に飲んでいたのに水道代が必要になり、電気代が必要になり、災害が多いからと言って堅牢な家を建てなければならなくなり、スマートフォンがないと社会生活に支障を来すがデバイスも通信料も必要になり、車が買えない人が使うための自転車にも保険が科され、とどんどん細かいものが積み上がっていき、二極化は更に進むんでいくと感じざるを得ないです。
また、昨日から「相対化する知性」という本を再読中。生成AIが広く使われるようになったこの1年で、検索の位置づけや意味も色々様変わりしそうな中で読むと、前回とは違う意味に読み取れて面白いです。