anime style NFTブームの火付け役「AZUKI」NFTとは?
AZUKIとは?
1月から突如として現れたAzukiというNFTブランドご存知でしょうか。最近販売されたイラストを確認すると、1点あたり10ETH(約300万円)という価格設定にも関わらず、飛ぶように売れていっています。日本のアニメを彷彿とさせるキャラクターの横顔がNFTマーケットプレイスOpenSeaを席巻しているのです。
Azuki - Collection | OpenSea
Azukiの始まり
そもそもの始まりは、その名の通りBEAN(豆)からでした。
当初はイーサリアムブロックチェーン上で1万粒の「赤い豆」を発売し、このプロジェクトに関するビデオやティーザーをいくつか流していましたが泣かず飛ばず。そんな中、2022年1月20日、「赤い豆」は完全なキャラクターへと進化しました。
そして今では1万個ものアバターのコレクションとなっています。
AZUKIの特徴
Azukiには4種類の「タイプ」があります。スピリットは精霊を思わせる美しいスタイルが特徴で、それ以外にも人間、ブルー、レッドといったタイプで分けられています。
Azukiはコレクションのディテールに非常にこだわっており、それが人気を博した要因だと考えられています。
一部ではありますが下記のディティールをご覧ください。
複雑なETHコントラクトのタトゥー、帽子の影、ギター、固い決意を浮かべた表情などクオリティも高いオプションが充実しており、所有欲を掻き立てられます。
Azukiを支えるチーム
Azukiはカリフォルニア州ロサンゼルスで作成されており、暗号、テクノロジー、ゲームなど様々なバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。彼らは皆、未来のための分散型ブランドを構築するというひとつの目標に向かって集まっています。
Azukiの今後の展開
Azukiにはロードマップがありません。NFTの世界は動きが速すぎるからです。だからこそ厳密な計画を立てることは自殺行為だとAzukiチームは理解しており、ロードマップの代わりに彼らは「マインドマップ」を持っています。つまり、明確なビジョンはあるが、具体的な内容は流動的で変化しやすいということですね。
Azukiチームは現時点では大きなイベントを確約しているわけではありませんが、ひとつだけ確定していることがあります。それは「Azukiホルダーが、ストリートウェアブランドのNFTを優先的に購入できるようになる」ということです。
adidasがNFTを発売して大きな話題になったことは記憶に新しいですが、それに匹敵するような大きなブランドとの提携が噂されています。
また、このNFTは、Azukiの提供する「ザ・ガーデン」というメタバースにおける通行手形にもなるようです。それ以外にもRPGアニメゲームや暗号通貨$BEANも検討されており、AzukiNFTを中心とした今後の展開が楽しみでなりません。
最後に
Azukiチームはこのプロジェクトのコンセプトの一つとして「プロセスを信頼せよ」という言葉を残しています。これは、めまぐるしく変化するNFTの世界においては、非常に大胆なビジョンと言えます。
NFTは今、投機目的の投資家の流入やバズワード化によってカオス状態でもあり、詐欺や低品質のプロジェクトがいたるところにあります。
しかし、だからこそ私たちgrassrootsは「Azuki」のような、真の品質と長期的な価値を持つ、草の根なNFTを応援していきたいと考えています。
よければぜひgrassrootsのコレクションを覗いてみてください!
https://opensea.io/grasstoots_official
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