往復note (11): 2021年の振り返りと来年の抱負
Tさん、こんにちは。
自然と芸術の関係についてへの返信ありがとうございます。往復noteもめでたく10回を越えましたね(笑)。
2021年の振り返り
質問頂いた件、まず振り返りから。2021年を漢字で表すと「迷」か「探」でしょうか。まず「迷」ですが、コロナ禍がいつどのような形で終わるのかが読めなかったことが一番大きいですね。それによってどういう継続的な活動ができるのかということを思案した1年でした。次の「探」とも関わるのですが、この1年は、ウィルスとか免疫のことについて、自分でもびっくりするくらい勉強した1年でもありました。色々調べたり、学んだりした結論としては、今のところ次のように考えています。
コロナウィルスは、感染力を増しながら弱毒化し、そのうち普通の風邪のようになって病気としては収束していく、但し、民族によってその収束の速度は異なるだろう、世界全体では2024年位までかかりそうだが、日本は来年早々にも収束に向かう。
一方で社会の方がどう受け止めて対応するかということに関しても、国や国民により対応が違うのですが、日本の場合、欧米の感染状況に医療業界もマスコミも過度に敏感でそれにより国民も過度に敏感になりすぎているため、実質2022年に日本で社会的に収束するのは厳しいかもしれません。
実は、2.の方が私たちがどういう活動をするかにとって重要であると思います。こればっかりは、一気に変わる可能性もあったりするので何とも読めないですね。
次に「探」ですが、ウィルスと免疫の事は上に書いたような感じですが、それ以外では、アートが鑑賞者にとってどういう意義を持つのかについて色々考えた1年でした。
アートを鑑賞することは、まず自分自身をよく知ることであり、さらに社会について知ることでもあるということです。実際、その経験によって自分自身を見直したり、社会に対する見方を変えたりしていくことがありえます。作品の来歴がどうとか、美術の文脈に照らしてどうという話はよくあるのですが、こういう鑑賞者側へのインパクトという視点で書かれたものがほとんどないですね。今年はそれらについて纏める上での羅針盤的なものはできたと思うのですが、このテーマは今後、いろんな人と話をしたりして深めていけたらと思っています。
2022年への抱負
今年の振り返りでも触れたのですが、2022年には、日本ではコロナウィルスの感染自体は収束に向かうと思うのですが、人々のメンタリティが元に戻るかどうかについては少し悲観的であったりします。そんな中でも、2022年には、色々活動を始めたいとは思っていますが、その中でも特に展示の企画とそれに伴うワークショップ的なものを始めたいと思います。ワークショップ的なものは、1回ではなく継続的なものにしていきたいと思っています。
これは2022年だけで終わる話ではないのですが、そのワークショップ的なものを通して何らかの継続的なコミュニティになっていけばいいなと思っています。コミュニティと言っても出入り自由で割と緩い繋がりのコミュニティを目指したいと思います。そのコミュニティの運営について、リアルとバーチャルの扱いとかも考えていかないといけないとも思っています。
Tさんにもこんな方向性の活動に一緒に参加してもらいたいと思っていますが、Tさんの意見も聞きたいと思います。Tさんの2022年の抱負のようなものは何ですか?現時点で考えていることを聞かせて下さい。
何はともあれ、2022年はもっと良い1年にしたいですね。
良い年をお迎え下さい!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?