見出し画像

【グラフィッカ制作事例】高校生向けのキャリア授業で使う資料を作成してほしい!【イラスト】

ご依頼について

目的

  • 高校生向けの授業で活用するイラストを描いてほしい

  • 創業に至るまでのストーリーをまとめてほしい

ご依頼背景

高校生向けのキャリア授業にて講演する中で、パワーポイントのスライド資料よりもポップで高校生にアピールできるようなグラフィックが必要と感じる。話全体の目次となるような、ぱっと見て全体像が掴めるようなアイテムを描いてほしいためgraphiccaへご依頼。

ご依頼者様

尾形 秀樹様

会社ご紹介
株式会社建機サービス

作動油やエアーエレメントの交換、クレーンの板金塗装修理など、クレーン・レッカーのメンテナンスサービスや中古クレーンのマッチングサービスを展開。クレーン業界で胸を貼って働く人々を一人でも多く生み出すために、お客様をサポートし続けています。

制作画 

使用ツール:Procreate
ヒアリング時間:90分


制作ポイント

とにかくアイデアと思いがあふれるヒアリング

「高校生向けの授業で、スライドじゃなくてもっと親しみやすいイラストを使いながらお話したいんだよね」
との一言から始まった依頼。

既に授業で使用している自作スライドもあり、
「学生時代、20代、30代、40代と人生の節目ごとで話していき、最終地点が創業となるような、そんなまとめ方がいいなぁ」
とイラストの大まかな方針もご本人の中では決まっていたため、「単純に話の整理と深掘りで要点を掴めば描けるかな」と、初めは思っていました。

が、実はこれが大間違い。

話を聞けば聞くほど、高校生に伝えたい思いやアイデアが盛りだくさんな様子。どの年代のお話を聞いても、どんどん面白いエピソードが出てきてしまいます。
尾形様も「いやぁ、本当に言いたいことがいっぱいあるからどうしようかと思っていて」とおっしゃる様子に私も思わず納得でした。

議事録も取りながら、話を聞いていきます

ヒアリング後も尾形様からもチャットツールで伝えたい言葉、アイデアを送っていただくなどご協力いただく中で、こんな言葉が出てきます。

苦手を克服する事で、伸びしろとなり自信となる。だから新しい事に怖がらす挑戦しよう。だから今日より明日が良くなるわけで。

この言葉を頼りに、これまでの資料、議事録を見直し、伝えたいことを軸としてどのエピソードを持ってくるべきかを整理していきます。

悩むイラスト構成。グルッと囲む?それとも右肩上がり?

伝えるべき軸がまとまり、入れ込むエピソードからストーリーが出来上がってくると、次はどうイラストに落とし込むかの段階に移ります。

「プロジェクターで写しながら、一個一個絵を拡大して次々と話していき、最後は大きな絵一枚で話の流れを振り返る感じ」と発表形式を聞いていたので、「真ん中にコンセプトを配置して、ぐるっとエピソードで囲んでいくのは?」と考え、まずは自分が良さそうだと思う構図を描いていきます。

引で見た時と拡大させた時のバランスも考えつつ描く

しかし、年代ごとの小さなメッセージを散りばめる隙間が消えた上に最後の「創業がゴール」を強調する構図にはなりそうにありません。右肩上がりに要素を並び替えてみます。

高校生向けの授業で使用される前提だったので、
できるかぎりポップな印象になるように心がけました。

手を動かしていると見えてくるものがあるという気づきも得られた、そんな制作となりました。

完成後は、パワーポイントの「Zoom」機能をご紹介させていただき、高校生の授業で活躍されることを願いならイラストをお渡ししました。

RION’s コメント

「伝えたいことを見極め、どのエピソードでどんなストーリーを描くか」で頭の汗をたくさんかいた、そんな制作体験となりました。また、今後はPreziなどのズームプレゼンテーションにも応用できるんじゃないか、そんな展望も見えてきました。アイデアや想いに溢れているからこそ、きっとこれからも伝え続けることで、メッセージの核も磨かれていくことかと思います。この度はご依頼いただき、誠にありがとうございました。


graphiccaサービスページ
(お問い合わせはこちらから!)


その他事例集


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?