【読む】水野学 いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書

備忘録。読んだ本のポイントまとめ。
感想は別途まとめる。


すべての仕事はルーティーンである
●どんな仕事にも締め切りがあり、やり遂げるまでのタスクも基本は同じ
●調べる→大まかな方向性を決める→具体的なプランをまとめる→仕上げ作業をする→完成
●トラブルも無茶ぶりもルーティーンの想定内。なぜなら仕事につきものだから。
●トラブルやアクシデントも含めて把握(バッファを見る)のも段取りのうち。

ルーティーンを増やし仕事をパターン化することで質を上げる
●選択肢を減らす、迷う回数を減らす
●選べる状態は心理的負担が大きい
●決める回数を減らすことで大切なことに集中できる
●PCのデスクトップも....
●ルーティーンでひとつひとつこなし、そこから生まれた余裕で仕事の質をあげる

プロジェクトとコンセプト
●チーム全員が個々の思惑を超えて、一つの方向に進むためにも必要。
●迷ったときに原点に立ち返れる、目的をひとことであらわすような言葉
●言葉のとらえ方が人によって違う
●できる限り説明可能にしておく

まずは知ることから
●段取りは準備が9割
●段取りをする前に、関係ありそうなあらゆる知識をリサーチする
●段取りとは無縁の、日頃から、関係ないような知識のストックを増やしておく
●興味を持つこと
●格好をつけない、恥ずかしがらない、わかったふりをしない
●余計なところを落として大まかに全体を把握してから細部をつめる
●目的がはっきりしていれば、やらなくていいことが明確になる

すべてにおいて時間は王様、締め切りが完成である
●質を高めること、時間を守ること、天秤にかけない。どちらも同じく大切
●ただし時間は絶対
●クライアントでも上司でもなく時間を最優先
●早くていい仕事をする
●時間があればもっといい物ができたという言い訳は通用しない
●締め切りは相手が言おうが言うまいがある
●曖昧な締め切りはないのと同じ

仕事はメンタルではなく時間ではかる
●精神的な重い・軽いで仕事をはからない
●10分で終わるけど辛い仕事、という考え方をしていると計測が狂う
●大至急のコマをたくさんもっているスタッフに「急ぎで」と言ってはまずいケースもある
●自分のスケジュールだけでなく、スタッフ、CL、メンバーの状況もある程度知っておく必要がある(お互いに)

スケジュールが破綻しないために
●時間にバッファをもたせる(電話、急な対応など)
●1時間なら1時間半にしておく
●段取りは3時間ごとに見直す。一段落したら見直すクセを
●少なくとも1日3回、朝昼晩に

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【 段取り表 】どちらかというと日程つきタスク表
❶やるべきことのリストをすべて並べる
 プレゼン、会議室の予約など目的遂行のために必要なことは大小すべて
❷締め切りとプレ締め切りの確認
❸やるべきことのリストの所要時間を設定(メンタルでなくすべて時間で)
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脳内に空白をつくるために
●仕事が始まる前に準備(リサーチなど)は済ませておく
●一度に複数の案件のことを考えない
●Aを作業しているときにBの事が浮かんでも雑念とみなす
●マルチタスクをこなす、というのは「同時に仕事をこなす」という意味ではなく「ひとつの仕事に集中し、他の仕事に移っていくこと」
●もうちょっと粘ればいいアイディアが...出ることはない
●13時〜15時と決めたらそこまでに
●なぜなら別の案件に影響がでるから
●なるべくボールを持たない
●mtgなどその場でできることはそこで済ませる
●メールの返信は早く
●仕事が早い人は評価されどんどん出世する
●段取りがいいひとは早く仕事が終わるので、どんどん仕事をまかされる
●残業がよしとされない風潮で、同じ勤務時間でどれだけのパフォーマンスをあげられるか、で評価が決まる
●気合いでどうにかする時代は終わった



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