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【メソッドの話】3Dツールによるメソッドとは

お客様に3Dツールをご紹介していると、「それで結局のところ、どのような使われかたをしてるんですか?」という質問をよく受けます。
もちろん、ほとんどのお客様は何かの課題があり、その解決の為にツールをご検討されているのですが、使用経験の無いデータ作成方法や、いままでとは違うファイルフォーマットを知ると、思わずそのような疑問になるのかな、と思います。

そのような理由から、私達は「3Dツールを導入したら出来る事」をメソッドとしてまとめ、お客様に提案しています。例えば“寸法で制御した形状ではなく感覚的なモデリングをしたい”という課題に向けては「ボクセルモデリング」をご提案します。ただ多くの方はボクセルフォーマットをご存知なく、そのフォーマットを寸法中心のCAD/CAMのプロセスに組み合わせるイメージが湧きません。そうすると、抱えている課題では無く、別の疑問が生じてしまい、検討が別の方向に向かってしまいます。

こういった事が少しでも無くなるように、様々なデータの作成手法と、データフォーマットの特性を手順としてまとめたものを「メソッド」と読んでいます。

このメソッドですが、いまは3つのケースを公開しています。

①インターボクセルソリューション
「ボクセル」というファイルフォーマットをプロセスに組み込む為の方法
https://www.ksdl.co.jp/dcd/menu_bg-1.html

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②シミュレーションドリブンデザイン
デザインプロセスに「解析」「形状最適化」などを取り入れる方法
https://www.ksdl.co.jp/dcd/menu_bg-2.html

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③リバースデザイン
大容量点群データを3Dモデル化してコントロールする形状作成方法
https://www.ksdl.co.jp/dcd/menu_bg-3.html

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これらはツールの進化やデータの多様化により、一筋では行かなくなったデータの連携に対する、私達なりの回答となります。

この記事をご覧いただく皆様の「こういう事がしたい」という要望に対して、技術課題を解決する方法論になれば幸いです。もちろん、新しい課題が出てきた時は、あらたなメソッドを提示していきたいと思います。

次回以降は、各種のメソッドを掘り下げていきたいと思います。

それまでにぜひ、ホームページをご一読いただければ幸いです。
https://www.ksdl.co.jp/dcd/index.html

(マネージャー・横山)

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