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コミュニティアーティストの想い

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コミュニティアーティスト佐藤真実の想いをまとめてます!
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#防災ピクニック

防災ピクニックのつくり方〔後編〕

別所沼公園 BOUSAI PICNICは、当初の想定より大きな展開を見せ、 結果的に約30団体の出展や、埼玉県、さいたま市、防災関連各行政機関、公園の管理事務所のほか、自治会や地元の消防団、小学校や保育園幼稚園など約20部署・団体も協力してくださり、約2,000人の方々が当日参加してくださいました。 この公園の通常の土日の平均来園数が700人程なので、その約3倍の集客。 しかも、「防災」がテーマにも関わらず、アンケート結果を見ると、老若男女問わず、乳幼児から高齢者の方の

防災ピクニックのつくり方〔前編〕

地域の中で活動しているとこんな声が聞こえてきます。 「若い世代がなかなか地域防災に協力してくれない」 「どうやったら防災に取り組んでもらえるのかわからない」 「防災活動のメンバーが高齢化・固定化していて不安だ」 逆に、 「何かあったとき、どこに頼ればいいのかわからない」 「どうやったら地域の防災に参加できるのかわからない」 「防災って一体何をしたらいいの?」 「既存の防災活動はつまらない。踏襲のままで意味がない」 という声も聞こえてきます。 実際、私たちがこの防災ピクニッ

防災ピクニックのつくり方〔はじめに〕

はじめに より多くの人に日頃から災害に備えて欲しい。 もし災害にあっても、一人でも多くの人が助かって欲しい。 避難生活になっても、なるべく不憫なく健康に過ごして欲しい。 私たちは災害に対してどんなイメージをもっているでしょうか? 恐怖・不安・悲しみ・怒り・・・様々なネガティブなイメージがあり、 自分が被災するなんてこと考えたくもありません。 被災地の映像や記事を見るたびに心を痛め、そっと閉じる・・・。 自分には関係ない。自分は絶対助かる。 何かを失うなんてことはありえな