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ポケカ歴1年半の息子がシニア1年目でCL完走するまでのお話し

こんちは。ぐらさんと申します。
小学生と中学生の息子がいるおじさんですw
CL愛知シニアリーグで小さい息子が完走。
振り返るといろんなことが思い出されて、思い出に記事を残すことにしました。
参考になることはなにもないと思いますw

1戦目、サイド落ち拾えず負け


ポケカ始めた当時。
小さい息子は5年生、大きい息子とオリジナルルールで遊ぶ程度の知識。
パパが唯一知ってるポケモンはピカチュウ。ポケモンカード、イコール、家に散らばってる子供のおもちゃ。

ある日曜日の昼過ぎ
パパ !ジムバトルって言うのがあって、参加するとカードがもらえるらしい。連れていってくれー。

ネットで調べてみると、ジムバトルというイベントをお店でやってるらしい。とりあえず家の近くのお店を探してみる。今日、夕方あるらしい。連れていくか。
ポケカ界隈のことを1ミリも知らないまま、完全に息子任せで突撃。

お店に到着。ジムバトルっていうのに参加したいんですが?(パパの役目はここで終了のつもり)。
エントリーシートの名前の欄に息子が「本名」を書く。卓に案内される。時間になると対戦相手のカッコいいお兄さんが前に座る。
パパ(あれ?参加者に子供がひとりもいないw)
お相手、裸のカードしか持ってきてない息子をみて一言。
ぼく?ダメカン持ってる?
パパ(ダメカンって何だ!)心の声
息子「持ってきてない!」
パパ(ダメカン知ってるなら持ってこいよ!)
心の声

対戦相手のお兄さんが店員さんに言ってくれて、お店のものを借りてくれた。

試合スタート!
お相手「待って!レギュレーションが違うw」
パパ(!!!)
当時、よくわからんなりに、息子が何かルール違反をしているらしいことは秒で察した。
お相手「でもいいよ。このままやろう!」
お店に交渉してくれる。周りにも話してくれる。通る。

この日が兄以外の初めてのポケカプレイヤーとの出会い。息子にポケモンの話しをしてくれながら楽しく対戦してくれた。ほんとのルールを教えてくれながら。たぶんこのとき、ルール違反だから負けとか、黙々と対戦されてたら、このときの息子の性格からしてポケカは続けてないだろうなぁ。山下さんにマジ感謝。
(この日のデッキは、小さいころから集めたカードをとりあえず60枚持っていってただけwどれもキズだらけw)
昨今の初心者さんや子供にお怒りの同じようなシチュエーションを見かけると心が痛む。

何戦かしてジムバ終わり。
周りの対戦をみると、みんな真剣に遊んでる。ちゃんと用意してなかったことを親として反省。

ジムバ後、 みんな声をかけてくれて、好きなポケモンとかポケカのルールとか、息子にわかる内容でいろいろ話してくれた。またきてね。わからないことあったら聞いてね。ぼく、ジムマスターなので!
息子(ジムマスターぁああーー???つよそー)
(当時はそう聞こえたw後に気づくが正しくはジャッジ&イベントオーガナイザー)初めてのジムバでつまずいた親子に、kuryuさん、マジ神だった。感謝。

とりあえず必要なものを、この日に揃えて、以後、毎週、ジムバトルに行くように。店に入るといつも声かけてくれる店員の兄さんや白じいさま(ナウシカ風に読む)にマジ感謝。初心者親子に居場所ができた。

いろいろアドバイスをもらって、この時期、息子が使ってたのは、はくばチルタリス。デッキ組めるようにシングルやらスタデやら買い進めてきて、デッキができあがた。デッキってこうやって組むのか!しょうさん感謝。この日、パパのお金のリミッターが外れた音がした。

自分のデッキを手に入れて、喜ぶ息子。毎週 、チルタリスで殴り続ける息子を、変わらずムゲンダイナで受け続けてくれたゴジットさんに感謝。いま思えばあんな苦行よくやってくれたw最初は当然勝てんしメタられて負け続けてたらポケカやめてたかもしれない。

冬休みに入ると 、息子はヨッメの実家に帰省。
みんな優しくしてくれたおかげで、知らない町でもジムバトルに参加できるように。子供っていつの間にか成長してるよねー。

息子が帰ってきてからは、ケントさんとか佐久間さんとかtravelerさんとか、思考上級者に勝つことを目標に頑張りだす。何気なくやってても勝てないことに気づく。高い壁になってくれてマジ感謝。試合後の帰り道、自然と反省会をする癖がついた。1日1デッキ作成を自然と始める(強うそうなデッキを見つけては組んで回してばらす修行w)。

少しすると勝てるようになってきたけど、どうもメンタルが弱く、シクシクスイッチが入ると投げ出すことも。うまくいかないとシクシク。裏でシクシク。悔しくてシクシク。試合終わるとエンジョイガッツをいつも注入してくれるラスカルさん。マジ感謝。いつの間にか鋼の心へと変貌。

この店で育った息子は活動の範囲を自然と広げ、トレリやシティや自主大会にも行ってみたいと言うように(パパの仕事は勇気をだして参加申込をして連れていくこと)。そこで声をかけてくれたり、未知のデッキにこてんぱにされたり。同世代の仲間もできてよかったね。

今回のCL試合当日の朝。
依然としてデッキが決まらず。パパはひたすら待つ。前の晩、やったことと言えばいつものデッキをばらしては組んで、少し回して気にくわないとばらすをひたすら繰り返す(いちいちばらす必要ないけど儀式らしいw)考えるの疲れたみたいで、たまにスイッチでゲームして遊んでたりしてた。大人にもあるよね。そういう時。気持ちや考えを整理する大事な時間だから待つよ。夜も更けてきたので寝る促す(これは大事)。勝っても負けても後悔しないように。何がしたいか(最悪どうなりたくないか)の話しを聞きながら寝た。雪道ミュウかロスバレに絞れたみたい。すやぁ。

朝になって、スリーブに入れる時間も必要なので、朝食べた後に
パパ「決まった?」
息子「、、、雪道ミュウでいくwこれとこれを入れればいける!」
60枚を手分けして組んでスリーブに入れて、デッキ登録完了。
よし!会場行こう。

仲間、環境に恵まれたおかげで、ポケカが好きになった。世界が広がった。常に誰かを目標に、何かを目標に、ポケカを遊んできた小さい息子。地方都市の小さなお店から始まった息子の物語。あんな大きい会場でひとり戦えるようになったんだね。みんな真剣勝負。最終戦、泣きそうやった。感動した(小泉風)。わかってたけどオポ落ちでトナメはいけず。次は初戦、勝とうw

都市部みたいに競技ポケカを教えてくれるような環境ではないし、競技チームがあるわけでもない(たぶん)。いつも遊んでくれるみんなが先生。シクシク息子を立派に成長させてくれたポケカとみんなに感謝しかねぇ。










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