大型大会の準備について

自己紹介

こんにちは。ぐらさんです。
同じような悩みのあるポケカ2年生の方に共有できたらいいなと思って記事を書いてるおじさんですw

今回は第2段、大型大会の準備について。
先日、シティリーグに参加してきました。ポケカ2年生で達成したい目標のひとつでもあるトーナメント進出を目指して。シティリーグは今まで2回参加したことがあって今回で3回目です。
気づいたことがあってメモがてら記事にしました。
今回も有名アニメ風に仕上げてみました。

1.磯野！シティリーグ行こうぜ！

（チュン、チュチュン、日曜日の朝）

今日はシティリーグの日だ。
この数週間、うらのおじいちゃんちを借りて中島と猛特訓した。シティリーグの優勝デッキリストをみてどんなカードが入ってるか調べたり、それに勝てそうなデッキをつくったりした。いつも遊んでる60枚と違うシティ用のよそ行きデッキを新しく作っていった。ただ、ワカメのパソコンで調べたら、どうやら環境ってやつがあって、流行ってるデッキは1週間単位で変わって行くらしい。対戦するデッキが変わっていくので中島と悩んでたら、うらのおじいちゃんがぼくらのシティの週はロストとイチゲキルギアが多いじゃろって老人会の秘密情報を教えてくれた。いろいろ理由も教えてくれたけどポケカ2年生のぼくらにはよくわからなかった。

確かにロストとルギアは強いし、みんな使ってるよね。はなざさんなんか、わたしのはなえらびはいつも磯野くんだって、昼休みのポケカで毎日言ってる。あ、なんか、寒気がした。でも、強いからみんな使ってるんであって、それらのデッキに完封できるデッキが既にあったらもう流行ってるんじゃ？という疑問が残る。大会の準備って難しい。この1週間は、学校の廊下で立たされてる時間も使って、兎に角、さいきょーデッキの構築を悩みに悩んだ。

2.シティのデッキ選択

中島は浪人生のじんろくさんにアドバイスをもらったらしく、シティリーグ前日の練習会になって、極秘のさいきょーデッキをもってきた。クレッフィが入ってたりジュラルドンVMAXやアローラロコンVSTARが入ってたり、その他、メタポケモン、メタカードがたくさん入ってて、何これ無敵じゃん。中島にぼくもこれでシティいきたいってお願いしたら自分で考えろだって。そんなこんなで練習最終日は早々に中島とケンカ別れして、家に帰った。明日の朝にはデッキリストを提出しないといけないのに全く決まってない。どうしよ。

自分の部屋の机に座ってため息をついていたら、タラちゃんが声をかけてきた。
どうしたですか？
常勝プレイヤーのタラちゃんなら、さいきょーデッキを知ってるかも知れない。この数週間のあれこれを話したら、今週ならカツオ兄ちゃんはミュウVMAXを持っていけばシティリーグ楽しいですよ、だって。

理由は教えてくれなかったけど、そのあと数試合した練習は、この1週間悩んでたことが嘘みたいに楽しかった。明日に備えて寝るですって、途中で打ち切られたけど。でも何でミュウVMAXなんだろう。少しは使ってたから慣れてるけど。寝るときにフトンに横になって考えてたけどタラちゃんがぼくにすすめた理由がよくわからなかった。意識を失いかけてる時に、デッキ登録してないのを思い出して、横で寝ているワカメのスマホを拝借して登録した。途中、知らない男の人からLINEの通知がきてたけど見たらいけない気がして震えた。

3.シティリーグの結果

1戦目：ロストバレット  後攻🙆
2戦目：サーナイトex 後攻🙆
3戦目：ロストギラティナ 先攻🙆
4戦目：雪道ミュウ 後攻🙅
5戦目：雪道ミュウ 後攻🙅
トナメ進出ならず。
結果：10位入賞 CSP15ポイントゲット
シティで初めてCSPポイントをゲット。うれしい。

勝ち試合
対戦相手のデッキはどれもどんなカードが入ってるか頭に入ってた。この数週間、中島とTwitterとかで入賞リストをみまくったから。当然、ミュウVMAXへの対策もされてる。もう相手のバトル場のポケモンをみただけで負けそうな気分。シティ用さいきょーデッキでくればよかったかなーと少し思った。でも、いまポケカ2年生にできることは3つ。
・雪道をおいて番を終わること。
・サイド2枚とれるポケモンから倒すこと。
・優勢のときはジャッジマンを打たないこと。
どの試合も使用候補だったさいきょーデッキと違って2ターン目からちゃんと攻撃できたし、順調にサイドをとって幾たびに相手がプレッシャーを感じているように感じた。不安もあるけどポケカができてる。それとデッキリストをみて想像してたより相手の動きがよく無いように感じた。以外と回ってない。
タラちゃんが「今週、カツオ兄ちゃんが使うなら」と前提つけてオススメした理由が何となくわかった。タラちゃんには、環境におけるぼくのプレイヤーとしての立ち位置が見えてたのかもしれない。その相棒がミュウVMAXだったのか。

負け試合
4試合目あたりになると、トナメ進出がかかって、強者とマッチングすることになる。4戦目も5戦目もどれらも雪道ミュウだった。ミラーってやつだ。初めての上位卓。同じデッキを使ってる人がいる。うれしいような複雑な気分だった。
試合内容は散々なもので、こちらがやりたいことをやられて惨敗だった。じゃんけんに負けたのもあって、じゃんけん勝ててたらワンチャンあったかなーと心の中で思いながら自分を慰めて納得させた。因みに4戦目のミュウの方が優勝した。話したら、めちゃ楽しい人だった。プレイヤーとしてなんか覇気を感じた。初めてあった方だけど優勝したときうれしかった。

シティ後、街中を歩いて帰っていると、公園でマスオ兄さんと遊んでいるタラちゃんに会った。ミラーマッチで負けてトナメに行けなかった言い訳染みた話をしたら、帰ってミュウミラーで遊ぶですって誘われた。シティ10位の力を見せてやるよって見えきったけど、何試合しても後攻スタートのタラちゃんに負けた。
シティで負けた理由がわかった。数週間なにしてたんだ。そして、ミラーのお相手に心のなかでごめんなさいした。ミュウVMAXにもごめんなさいした。

時間だ。毎週日曜日の夕方6時半からは、家族でテレビのお仕事がある。姉さんはいつものようにじゃんけんパネルの準備を始めた。そして、いつものようにタラちゃんとお風呂に入ってると、家の外から中島とじんろくさんがケンカしてるような声が聞こえた気がした。いつもはケンカしないのになぁ。

つづく