起業希望3年目のあなたへ。安定収入をもたらすビジネスの選び方
ずっと、自分がどんな商品サービスを扱えばいいのか?悩み続けて、起業希望3年目…
「商品開発なんて、こりごりだ!」「出せば儲かる商品を教えてくれよ!(ただし、何もできない私がやれる範囲で…)」
そんなひとが、
ようやく、「これなら、やれそうです!」と、ときめきを感じ、表情が明るくなった、たったひとつのコツがあるのですが・・・知りたいですか?
実は、とある【評価軸】を、いったん外して考えると良いんです。
多くの起業本や、起業塾・ビジネススクールで習うのは、
あなたが「好き」で「得意」で、かつ、「他人から求められるもの」のスイートスポットで事業をやりましょう、ということだと思います。
けれど、
自分の好きが何なのか?もうわからなくなってしまっている方が多いんですよね。
何もするわけにはいかないと、とりあえずの目星をつけて、
あれでもない・これでもないと、作りかけてはやめて、
そのたびにSNSのコンセプトが変更になって、発信内容もバラバラに・・・
そのうち、サポート期間が切れてしまい、次こそは!と期待して入った起業塾やビジネススクールでもまた、「好き/得意/求められるもの」を満たす事業をしましょうと指導されて・・・
もう、こりごりだ!
って、なりません?
どれ・何だったら、自分が情熱をもって取り組めるのか、教えてくれよ!
出せば絶対に儲かる商品はコレだ!って決めてくれよ!
っていう、なげやりな気分になっちゃうのも、よくわかります。
なぜ、こんなことになってしまうかご存じですか?
実はこれ・・・
好きとか嫌いとかの感情は、あくまでもそのときの一瞬だけのもので、維持できるものではないという前提が、欠けているからなんです。
ひとは、同じ感情を感じ続けることはできません。そういう作りになっています。
ものすごく悲しいことが起きて涙を流していても、いずれは涙が枯れ、疲れて寝てしまうでしょう?
感情的に強い衝撃を受けても、たった20分程度しか、維持できないんですね。
ちょっと時間が経てば、もう、そのときの感情は、次の段階へと変化してしまっているんです。
現代だったら、別のことに気を取られて、別の感情に切り替わっていることのほうが多いでしょうか。
しかもですね、
好き・嫌いを感じた、そのときの身体の「体調」というのも大きく影響してきます。
二日酔いで身体がしんどい日に、(面倒くさそうだから嫌だ!)って思って先送りしたタスクが
めちゃくちゃ気分も体調もいい日に、つい出来心で手をつけてみたら
(あれ?めっちゃ、かんたんやん・・・先送りして、感情的不快さを感じ続けたのって意味あった?)ってなったことありませんか?
つまりですね、
そのとき感じた、好きとか嫌いとかいう、
感情に判断の比重をおきすぎ、なんです。
そこで、あえての好き・嫌いの評価軸をなくして、
「やりたい/やりたくない」「できる/できない」の2軸で考えてみるとよいです。
だって、あなたはビジネスで成功したいのでしょう?
好きなことで、という無謀な条件付けをするから、起業の難易度が上がってしまうのです。
ちなみに、稼げるようになるまでに少々の時間の猶予があるのであれば、
「やりたいけどできないこと」を、できるに変えるという修行期間を設けるのもアリです。黄色の▲のところですね。
このときは「(今はできなくても)やりたい!」という前向きな気持ちを原動力にすればいい。
この前向きな気持ちは、「好き/嫌い」とは別の評価軸にありますよね?
だって、
やりたい!と思えるのは、
好きになれるかもしれない・自分にもできるかもしれないと予感したから、じゃないですか。
すでに、好きのカケラが心に存在している可能性があるのです。
なので、好きになれるかもしれない・自分にもできるかもしれないという予感をこそ、何度も反芻して思い出し、大事にしてほしいのです。
ちなみに、「できるけどやりたくない」こと(図の右下)は、無理やり自分にやらせてもテンションが上がらないので楽しくないです。
なので、はじめから選択肢からは除外しましょう。
ひとは、幸せを感じたいがために、日々をタスク消化や努力で埋めているんですが、
好きなことをやってるときだけが、幸せを感じるというわけではないですよね。
たとえば私は、宝塚観劇が趣味で好きなことなんですが
ぶっちゃけ、大劇場まで遠くて、自宅を出てから到着するまで1時間30分はかかります。
つまり、移動が面倒くさくてあまり好きではないです。
けれど、公演時間を楽しみたい・味わいたいがために・・・付随してくる不便・不満に目をつぶっているにすぎません。
それでも、観たい(=やりたい)から、不満・不便を甘んじて受け入れているわけですね。
別に宝塚周辺に住みたいわけでもありませんし・・・
好きなことだけで人生が埋め尽くされているわけはなくて
どうしたって、トレードオフは発生します。
なので、納得して前向きに受け入れろ、という話でもあります。
ちなみに、宝塚駅までの道行きは、わくわく・ドキドキを高めていく時間にする、と決めています。めんどくさい気持ちをできるだけ感じないように、別の感情にフォーカスするようにしているってことです。
というわけで、そろそろ結論なのですが、
収益化までにかかる時間をできるかぎり短縮したいのであれば、
今の自分にできるかどうか?とやりたいか?という2つの基準だけで、ビジネスを選んでください。
別の言い方をすると・・・
あと、
やりたいけどできない・・・つまり、現時点ではまだ身についていないスキルをこれから身に付ける、というのは
いくら時間的な猶予があるにしても、老眼を自覚している世代にとっては、悪手です。このケースに当てはまる場合は、「今あるもの=今の自分でできることを活かす」ことを重点に置いてください。
具体的にいうと、インターネットを使って稼ぎたいのにPCが苦手で嫌いで苦痛なら、PC操作が得意なスタッフと協業する選択肢をとれ、ということです。そして、今の自分にできることに全集中する、ということ。
さらに、人を使うのが苦痛で避けたいのであれば、インターネットで稼ぐだなんて、さっさとあきらめたほうがQOLは上がりやすいです。
要は、これまでどんな人生を送ってきたか?によって起業の難易度は変わる、ってことですね。
参考になさってください
あとがき
今回は、0→1の方を対象に書いてみました。
会員さんが、ほぼゼロイチの方から年商1億円をこえているひとまで幅広いもので、どうしても、話題が散漫になりがちなんですよね……
あと、もうひとつ。
心身の調子が良いときに決断したことを、心身の調子が悪い時に変更してしまうというご自身のクセに気づくことで迷いの霧は晴れます。
つまりは、克己心というか、強靭なメンタルが必要ってことかもしれないです。起業はマインドが10割なので。
多くの人は、今の自分の「感情」に、振り回されすぎです。
サイコパス発言かもしれませんが
好き・嫌いとかの感情に安易に・無自覚に振り回されているうちは、ビジネス成果を得るまでは遠い、ということだけは確かです。
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