贈る言葉

娘が吐きました。
いつもはガミガミうるさい母も
嫌な顔せず片付けます。

長女ですら、大丈夫と声を掛けた様で、
「吐いたらスッキリしたって」
次女が言ってた話をし、母も笑いました。

お風呂の準備をしていた旦那さんは、
事があったことを知らず。

洗濯などの用事を済ませ、
長女に尋ねました。

「何て言ってあげたらうれしい?」
「ギュウしてあげたらいいんじゃない?」

2階へ上りましたが、
部屋は暗く次女はいません。

寝室へ行くと、次女が事の次第を
旦那さんに話していました。

私は何も言えず、言わず。
大丈夫?と言ってあげず、
言わないと分からない!としか言う事ができなかった。

だから、ダメなんだ。
みんなは自分と違って次女をいたわる心がある。

私は自分の事しかみえてない。
意地悪な人間です。

みんなには、そこに愛があった。

私はグレーじゃなく、ブラックです。

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