見出し画像

ガンデバイスと技適の話 #ちょっとGraffity

こんにちは、Graffityのしょーたです。

少し昔ですが、去年バンダイナムコアクセラレーターに参加した際に実施した、HoloBreakのロケテストの時の話を書こうと思います。

※バンダイナムコアクセラレーターについての詳細はこちら

そもそもHoloBreakって?

HoloBreakは、ガンデバイスにスマートフォンを接続して、フィールドを動き回りながら撃ち合って戦うARバトルです。
弊社がこれまで開発してきたペチャバトとは異なり、スマートフォンと実物のガンデバイスを接続するという新たなチャレンジに取り組みました。

想定外のトラブル

むーさんの努力によってガンデバイスとスマホとの接続も無事完了し、アプリの開発も順調なある日、バンダイナムコさんから連絡がありました。
「使用予定のデバイスですが、技適って通ってます?もし通っていなければ使うことはできないですね・・・(意訳)」

接続テストを行っていた当初は、「技適を通っているがデザイン的にHoloBreakっぽくないデバイス」で実施していましたが、開発が完了したあと「デザインがHoloBreakにマッチしているデバイス」を大量に購入しておりました。が、その際に大量購入したデバイスの技適チェックが完全に漏れてしまっていたことが発覚し、めちゃくちゃ焦りました。

この時点で取りうる選択肢は2つでした。

①既存のデバイスで技適を取得する

②技適を通過している代替デバイスを探す

どうやって対処したか?

基本的には①で対処できるのが最善です。
まずはGoogle先生のお力を借りて、技適の取得方法について調べまくりました。
結果的に、期間・費用どちらの観点でも技適の取得は現実的ではないことがわかりました。

そうなると、既に選択肢は②しか残されておらず、必死でAmazonや楽天を駆け巡りました。。。
結果、奇跡的に技適対応&デザイン的にHoloBreakのコンセプトにも合うデバイスを見つけることができました。
(イベント用に必要な在庫を確保するために駆けずり回ったのはまた別のお話。。。)

最終的には当時インターンで来ていたHichにデバイスを塗装してもらい、技適が通っていてデザイン的にもHoloBreakにぴったりなデバイスを用意することに成功しました。

塗装の様子は、こちらの動画の0:40〜くらいから見られます。

そんなこんなで完成したデバイスたちがこちら。
(技適を通過していないデバイスについては、Amazon様に事情を説明したところ、未開封だったこともあり快く返品対応いただきました。。。感謝)

画像1

結果的に、来場者の皆様に満足いただける体験を提供できて何よりでしたが、自分の確認漏れのおかげでデバイスを用意できなかったかと思うと、今振り返ってもゾッとします。

みなさん、イベントをやる際は使用するデバイスが技適を通過しているかしっかり確認しましょう!!

               ・・・ 

うっかりミスしても、妥協せずに対応する会社、Graffityについて

危機対応が得意なメンバーも募集中!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?