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Now&Here

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君の喋る言葉の半分は意味がない。今夜、ここには誰もいない…。oh!Yeah‼︎ by 疒教授 (佐野元春 心に残る旅の痕跡)
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#今ここ

Hot Sun
Cool Session!(佐野元春&The HoboKing Band)

Now&Here #36 Smoke&Blue 2024 佐野元春&The HoboKing Band 2024年9月23日(月)祝日 ビルボード横浜 初日 第2部 晴れ時々曇り  やっと暑さも収まり 秋の季節が来てくれた感じ。 神奈中バスで本町4丁目まで。 馬車道のディスクユニオンでゆっくりと フィジカルレコードジャケット鑑賞 夕方6時を過ぎるともう辺りは暗い。 2022年から2年ぶりです。 今回もカジュアルセンターエリアで ビールをちびちびやりながら 楽しく揺れ

夏のよりみち、みなとまち。(ZeppTour2024atYokohama 最終公演)

Now & Here #35 2024年初夏、Zepp Tourで逢いましょう 佐野元春&TheCoyoteBand at KT Zepp YOKOHAMA 2024年8月1日(木) 鳴りやまない拍手、熱い歓声、みんなの笑顔 客電が灯り、からっぽの舞台。 まだ消えてない  アンプリファイアのノイズ 空調機の唸る音。 あぁ、どうしてみんなそんなに急いで ここを立ち去るの? ぼくはまだこの席に座り込んで からっぽの舞台をぼんやりと 眺めていたいのに… 目の前で起こった事実

梅雨空の港にて…。 (ZeppTourで逢いましょう 2024)

Now&Here #33 2024年6月30日(日曜日) 佐野元春&The Coyote Band at KT Zepp Yokohama 初夏といえば 聞こえはいいけど空はどんよりとして 降ったりやんだりのにわか雨 お天気がよければ自転車で 行きたいところですが、 いつもの京浜急行で横浜駅まで。 東口の地下街を通り抜けて 大昔に地味なスカイビルがあった あたりの日産自動車ショウルームを 指を咥えて眺めて過ぎるともう少しで KT Zepp Yokohama Sweet16

カタチのない波動 (佐野元春& The Coyote Band 6th Album)

Now&Here #28     佐野元春&TheCoyoteBand 6th アルバム「今、何処」>>> 感じた事への言葉の羅列 夜明け前、玄関の引き戸を そっと開けると、 そこには見覚えのない素朴な道がつづき、 姿の見えない小鳥や虫の声、 そして水の流れる川のせせらぎが 聞こえてくる。 ほんのつかの間の清らかな 情景の中から鐘の音のようなピアノの 鍵盤のコードが、 不穏な入り組んだ世界へと誘う......。 その世界に引き込まれそうな その瞬間、目の前の靄を 拭い

ロック・トレインに乗って。

Now & Here  #27 2022年6月12日(日) 佐野元春& The COYOTE BAND Where are You Now Tour 2022 at 神奈川県民ホール 前夜まで降っていた雨も上がり、 今朝はお天道様も顔を出しいいお天気。 週に1度の早朝ジョグも距離を 1キロ減らして今夜のライヴに備えた。 お昼頃から空の様子が思わしくなく 雨雲が一気に広がり始めてきた。 そうしているのもつかの間、 暗い空を眺めていると土砂降りの雨。 通り雨のようですぐに

夢の連なり Series Of Dreams

Now&Here#04 (2006年12月記) 1980年代中盤の日本: 時代が加速し始めていた。 ぼくは十代後半 学生の頃、 身の回りにはモノがあふれ、 永遠なる希望が見せかけの 輝きを放ち、時間がぼくの味方の ように思えて好き勝手に自分の ふがいなさに目をつぶりながら 「今に見ていろよ!」と粋がっていた。 ぼく自身の生活も物理的に 変化し始めていた。 移動の手段が自転車から 原付バイクへ、そしてアルバイトで ためた少しのお金と借金で 手に入れたちっちゃな流行りの ター

Sha,la,la,la,la, 今,ここでぼくは........。

Now&Here#00  (2004年8月記) あの頃、あの場所で、 十代のぼくは、 ポップ・ミュージックのサウンド中で 「生活といううすのろ...。」 「つまらない大人には...。」 「本当の真実かつかめるまで....。」 と歌われた音楽に心を奪われ、 そのサウンドの中の主人公に 歩みを合わせようと つま先立ちながらスリルと 怠惰を繰り返す日々を、 ある時は心底陶酔しながら、 ある時は遠く離れて うそぶきながら歩き続けた。 そして、時を重ねるごとに ぼくはこの世界に 何