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高山ステークス・徹底展望(データ分析&最終決断)

…とりあえず昨日の夜~今にかけて、ちっとも時間が取れませんでしたすいませんw
だいぶ更新が遅くなってしまったので、結論だけ先に知りたい方向けに印だけ先に記載して、細かいデータ分析などはその後でつらつら書いていく形にしたいと思います。

6月6日・中京11R 高山ステークス

(3歳以上3勝クラス・芝2000m)

◎⑧フライライクバード
○②ニホンピロスクーロ
▲⑦シフルマン
△⑤トーセングラン
×⑥モアナアネラ

今週から3歳馬が古馬に混じって出走しているが、この時期に3勝クラスに3歳馬が出走してくることはかなり稀(昨年こそメイショウテンスイのようなケースはあったが)で、例に漏れずここも4歳以上の馬のみのメンバー構成。
昨日の鳴尾記念が超スローペースでの決着だった割ことを考えると、上がり33秒台を出すだけの馬がいなかっただけとも考えられるが、それでも着実に芝コースへのダメージが蓄積されていることは考慮するべきだろう。

今回の高山ステークスを予想するにあたり、当ブログで過去に徹底展望した高山特別のデータを中心に、夏競馬の3勝クラスという特異性も考慮していきたいと思うが、まずは1番人気になりそうなフライライクバードを中心視するところからスタートとなる。
高山特別が最後に施行されたのは2018年の年末開催で、このときこそダート1400mだったが、2002年以降に施行された13回中11回は芝2000mで施行されている。例外は先述の2018年と、雪でダート変更になった2003年の2例。

ここでは芝2000mの高山特別・過去10回をベースにして考えていくことにするが、1番人気については勝率40%、複勝率・連対率は70%となる。
勝った4頭は単勝2倍台以下、唯一単勝2倍台の1番人気で負けたケースでも2着は確保していた。フライライクバードについては14:00を回った段階で単勝2.7倍、2番人気が6倍台のオッズという状況なら、さすがに3倍を超えてくることはないだろうと見て自信の◎。
自身は今回休み明けだが、休み明けは2勝2着1回のオール連対という、フレッシュな状態で真価を発揮するタイプと言える。

相手のニホンピロスクーロは、このテキスト作成時点で3番人気。やはり3番人気馬の数字が優秀であるのが決め手で、勝率40%、複勝率・連対率60%、単勝回収率202%という数字は、むしろ逆転まで考えていいレベルの確度の高さ。
自身の前走は、レイパパレがアッと言わせた大阪杯当日の明石特別。走破タイムがそのGⅠと同じというのは、1時間で状況が変わってしまった部分があるので同列とは言い難いが、道悪で勝ってきたことだけで言うならば今の中京芝は合いそうな感もあり、軽視はできないだろう。
ついでに前走4角先頭だった馬の成績が 1-1-0-5 なのだが、連対した2頭は3番人気以内だった。着外の5頭は5番人気以下だったことを考えると、こちらも“高山”繋がりで上位争いは必至だろう。

高山特別の大きなポイントとして、二桁人気が平気で馬券に絡んでくる(特に3着)というのもある。1勝クラスの18頭立てと3勝クラスの14頭立てとではやはり話は変わってくるのだが、それでも穴を開けた3着馬になにかヒントはないかと探したところ、二桁人気で馬券に絡んだ2頭はいずれも牝馬。今回出走馬のうち牝馬はモアナアネラ1頭だけ。更に先の2頭の内1頭はダート→芝替わりでの激走で、こちらも該当。というか大波乱になるときは、得てしてよくわからない事が起こったパターンも多いのでそこを精査せずにどうこう言うのも野暮ではあるが、ひとまず押さえる価値はありそう。

あと考えるポイントとして、【3勝クラス or 1600万下】【中京芝2000m】にフォーカスしてみる。改修工事以降、この条件で行われたレースは11鞍あり、これでも1番人気と3番人気がともに4勝ずつなのだが、5番人気馬が着度数 2-2-2-5 とやけに強く、このテキスト作成時点で5番人気のシフルマンは、単勝オッズ的にはそうでもないが上位の一角崩しを狙える意味では単穴評価をしておきたい。

芝のチャンピオンディスタンスなのでディープインパクト産駒が当然強いのだが、今回の2頭はどちらも買いづらい。それでも押さえるなら3勝クラスで頭打ち感のあるアドマイヤジョラスよりは、1年以上の休み明け&昇級戦でもいかにも晩成タイプなトーラングランを狙う方が現実的だろう。

ということで、今回は上記の5頭で馬券を組み立てることにしたいと思う。

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