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「けテぶれ」宿題のあり方を考える

萩原達也(はぎわらたつや)


宿題のあり方「有効な使い方」を改めて考える、その方法「けテぶれ」

長期休み明けは「子供の欠席」が多くなる
なので、学校へ来たくなるような工夫をしてあげたい
『黒板に絵』『子供と作曲』『記録も、子供と一緒に』
(楽しい毎日を作っていく。休み明けの子供、気を付けなきゃいけないタイミングであり、実は介入のチャンスだったりもする

『けテぶれ』とは、『けテぶれ』を薦める意味とは

「宿題」は、誰のため?自分のため?
そもそも、教育は何を目的として進めて行っているのか、、、
現在の「日本の状態」を考える、、、狙いとして、起業家を育てたい

人口が減れば→労働力が減る→労働力が下がると、対外的な「もの価値」が下がる→物価が下がると経済力が下がる
→経済力が下がると、「人財」が海外へ流出する

現在の日本の状態を改めて確認
世界には、日本より人口が少ない国でも、世界で成功している人を多く輩出している国がある
日本人は、人口はそれなりにいる、経済的にも豊かだった、なぜ育っていない?
今育てたいのは、『0から1を作れる力』

では、改めて宿題を考える
どんな内容の宿題が多いですか?、、、「こなすだけ」の物が多い(考える余地を与えないくらい「量が多い」

実は、宿題をやる理由も実動も、子供によって全然違う
学習としてやる子もいれば、怒られるからやる子もいる
難しいという子もいれば簡単という子もいる
とりあえずやる、やんなきゃいけない物だからやる(受動的行動理由)
宿題をやるとゲームをする時間がもらえる、答えを写させてあげる事で友達から喜ばれる、褒められる(報酬)
ただの作業、日常ルーティン(無思考状態)
だったりする

本当は、どんなものであったら良い?
理想を考えてみる
学力向上、人によっては要らない物かもしれない、合格点が取れるならそれで十分、より個人の伸びる方向へ「使いたい」

「計画→テスト→分析→練習」
ガイドラインはしっかり提示した上で「紙は好きに使って良い」(自己PRを表現する、正に「0から1を作る力」の実践)
ねらいとしては、「自己学習力」を育てたい、「自立した学習者へ」なって欲しい(自己研鑽、自らでその時に必要な学びを取り入れ噛み砕く力

"実際やってみよう"
白い紙を自由に使って「鸚鵡(おうむ)」「翡翠(かわせみ)」「膃肭臍(おっとせい)」を
「けテぶれ」を使って、覚える為のガイドラインを書いてみて下さい
(下に自分の書いた物の写真、時間内では「計画」まで。後で続きをやった



他の人の書いたものを見ると、考え方、覚え方の工夫の仕方、取っ付き方、ペース
それぞれに違いがある、実体感として、これは確かに面白い!
また、自分の書いた物の説明を楽しそうに語る人の姿、自分も話したいと湧き上がる感情
「その文字を覚える学習」では無く、人柄、趣向、様々な物が見えた気がした、その上でおまけに「書けるようになれそう」な感覚

少し話は変わり
自身に見えている「やりたい形を実践」するには
現実としては、障害は多い
しっかりしたプロセスを組む事で説得力が付く
理解を得るためには粘り強い努力が必要
丁寧な姿勢、あくまでも論拠を持って合理的に理性的に
先ほどの「けテぶれ実践」今ここに来ている人たちは学ぶ意欲の集まりなので積極的に取り組んでもらえた、毎回スムーズに行くわけでは無い、冷静に客観視する事も大事

「快」の感覚を大切にしたい、部屋の端に「けテぶれ」を積み重ねる「タワー」を作ってみた、目に見える形にする事で意欲が上がる子も居る、数字とはまた違う結果の提示
効果は確実に「有る」

年次で計画を立て、区切り(週、月、学期末)毎に確認、振り返りを交えつつ次の目標確認、子供達と一緒に
学年末には1年間を通した振り返り、次年度へ繋げる、継続する事で自信と効果を確実なものへ「組み上げる」
(経済学の「ミクロとマクロ」の考え方と近い、概念的には同一

最後に
「けテぶれ」は、これ良いよ!やってみて!の1つ
「教育テクニック」の1つ


(感嘆しました、漠然とやっていた事に論拠を付けてくれた感覚が有ります
宿題に関して、私は普段「放課後児童預かり」を仕事としているので家庭側で、子供と一緒にやる側だったりします、体感もあり、とても共感する内容でした、如何に楽しく取り組めるか、勉強を嫌いにならない様に進める事に必死だったりします。「けテぶれ」の考え方はこちらの立ち位置でも活かせると感じました、今ある「宿題」でさえ楽しみに変えられる、そのヒントをもらえた気がしています

ミクロ、マクロに応じた考え方も素晴らしいと思いました
「けテぶれ」はミクロへのアプローチ、でもそれはあくまでもマクロの為のピースの1つ、でもマクロはミクロの集まり、、、「計画、テスト、分析、練習」は、マクロの話でもある、『概念を広げ精度を上げる具体方』だと受け取りました
目的を、その時に合わせ「絞る」「広げる」、「広げて」「絞る」
組み立てが本当に素晴らしいですし共感しています
取り入れられる物は取り入れ、これからの日々に活かします

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