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大学物語 2年生

皆さんこんにちは、グラチャンです。

今日は2年生で出会った人たちについて書きたいと思います。

その前にスペインの大学ですが、ほとんどが4年制です。

医学部やドブレグラドと呼ばれる2種類の学部を5年で終了できるものを除けば、日本と同じ4年制です。

240クレジットを四年間で終了します。

一年間で60クレジット(通常だと1教科6クレジットなので)、年間10教科勉強することになります。

前期5教科、後期5教科です。

私は最初二年間6教科ずつ取っていました。

そして三年目に8教科、4年目に10教科、5年目に残りの単位を取り卒業しました。

大学の勉強は難しいのでゆっくり頑張ろうと思っていたのですが、2年目からできた友達というか仲間たちが後押ししてくれた結果、5年で大学を卒業することができました。

この仲間たちとは、今でも連絡を取り合っています。

彼らとの出会いは9月、2年目最初の授業の日の事です。

教室に入ると大学生らしくない、どちらかというと私に年が近い感じのスペイン人男性が1列目に座っていました。

彼の名はPさん、空港に勤めていたのですが、人員削減で失業したので大学で勉強することにしたそうです。

結婚していて子供がいるという私に状況が似ていることもあり、学び直しにきているという同じ立場だったのですぐに彼をロックオンしました。

ちょっと言い方が直接的すぎましたが、一緒にグループワークを組んだり、わからないところはノートを見せてもらったりということができるかもと思い、いろいろ話して仲良くなりました。

そしてもう一人、別の学部で勉強していたのですが、あまり興味がわかず学部変更してきたAくんです。

彼も新入生とは少し離れて、Pさんと1列目に座っていました。

私たちはすぐ打ち解けました。

3人とも目的は一つ、最善を尽くして最高の成績を取ることでした。

共通の目的を持っていたので、グループワークは全て彼らと組んで行い、とてもスムーズにいきました。

授業で分からないところもすごく助けてもらいました。

大学で頼れるスペイン人の友達が2人できたことは、私の大学生活をより良いものにしてくれたと思います。

休み時間にはぼっちではなくカフェテリアで朝食を一緒に取ったりもして、大学生活って感じでした。

PさんとAくんに出会ってなければ、仲良くなっていなければ、2年目も留学生の人たちと仲良くしていた可能性があります。

それはそれでいいのですが、留学生達はいつか帰国してしまいます。

だから私にとって長い付き合いのできるクラスメートを作る事は、とても重要な事でした。

このように2年目から、ますますスペインの大学に没頭するようになりました。

勉強に関しては、また詳しく別の機会に書こうと思っています。

名物先生や最悪先生もいて、今となっては面白かった思い出です。

もちろん勉学は必死で大変でしたが。

大学3年目にも素敵な出会いがありましたが、また明日続きはお話ししますね。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

文頭の写真は私が撮ったものですが、私の行った大学ではありません。

素敵に撮れたので今回使いました。

では皆さま、良い一日をお過ごしください。



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