【算命学人物推考】おついち(2bro.)氏

人気ゲーム実況者のおついち(2bro.)さんの人物像について、算命学を使用して推考したいと思います。

【introduction】
※対象の方の資料(動画、SNS等)を拝見した上で、算命学を使用した逆説的人物像推考文です。
※筆者の完全なる趣味で、占い師を名乗る者ではございません。
※当記事は想像の域を越えるものではございません。居酒屋で行うような血液型診断、もしくは同人誌(自費出版物)の類いとしてお読みください。
※基本的に使用は日干、十大主星の表面をなぞる程度にしたいと思います。


人気YouTubeゲーム実況者
おついち(2bro.) 氏
◆Twitter:@otsuichich
◆YouTube:おついちTube兄者弟者
◆Birthday:1980/8/26

戌亥天冲殺
日干:辛(陰金)
中央(胸):石門星(陰木)
東(左手):石門星(陰木)
西(右手):龍高星(陽水)
北(頭):石門星(陰木)
南(腹):司禄星(陰土)


【精神面】
◆日干:辛(陰金)
日干は「辛(かのと)」です。金の陽「庚(かのえ)」は鉄鋼物(刀や斧)を意味し、陰である辛は宝石を意味します。
天然の宝石。自身が貴重な鉱物であるがために、辛の人は同様の貴重な物を見分ける目を持ち、またそう言ったものも好みます。感性が鋭く、美意識の高い方が多い印象。ゲームも、所謂ゲーム性等の仕様感と言うよりは、映像美や世界観が色濃く出るような視覚的なゲームを好まれているように思います。デザイン仕事を担うのも、然るべくしてと言った感じでしょうか。
ちなみにこの宝石は原石となります。己の特性は初めから備えて居るのですが、大衆的にそれが見て取れるようになるのは、磨かれた後。現実世界での精神研磨により、初めて多くの人の目にも貴重な特性を持った石だと理解される事が出来る、所謂、大器晩成型が多いとも。自尊心が高く繊細。

【行動面】
◆胸/左手/頭(中央/東/北):石門星(陰木)
胸、左手、頭にあるその3つの星は、守備本能を有する陰木の「石門星(せきもんせい)」です。陽の「貫索星(かんさくせい)」は「個人の平和」、陰の石門星は「集団の平和」を意味します。集団の中で集団そのものを守ろうとする本能です。集団を守るにあたり、その為に石門星が持つ特性は「和合」「協調」。
俯瞰的な視点を持つ事に長け、また集団に適応する為の柔軟性に富みます。高いコミュニケーション能力や、気遣い上手と言った形で見られるかと。ただ、石門星の気遣いやコミュニケーション能力は、あくまで「守る」上での本能。あくまで「保有スキル」なので、あからさまに甲斐甲斐しくあれやこれやと率先して人に尽くしたり、誰彼構わない積極的な社交性になるとは限りません。基本的に、あくまで空気を読んで、あくまでその場において自分が適任であり、尚且つ必要であれば、的確に動きます。座談会であれば、締まりが無いと感じてキレの良いツッコミを放ったかと思えば、不意にピエロのようにボケに回ったり。なので、人数が多いバランスの取れた空間だと、若干空気的な存在になったりする時もあったりします。自ら出しゃばらないのも、場を守るため。
尚、集団を守るのが本能だからと言って、決して石門星自体が集団に対して無条件に従順であると言うわけではありません。むしろ確固たる自分を持っています。所謂、外柔内剛型。なので、外面と内面とで大したギャップが無ければこの限りではありませんが、見方によっては「あれ、こんな人だったんだ…?」とギャップが出て来る事もあります。自ら授業を妨害しないタイプの不良、もしくは自らは率先して意見を主張しないタイプの優等生みたいな。個人的に付き合ってみないと、不良なのか優等生なのかは授業風景だけでは分からない感じ。石門星は「集団の中で集団を守る」タイプなので、(やや昭和感はありますが)一家の大黒柱的なイメージも出来るかと。家で見せてる顔と仕事で見せてる顔が同じとは限りらないと言うか。個人的に、身内間やソロでオラオラなやんちゃ少年のお顔をしている時もあれば、トークショー等のお呼ばれポジションでは大人の男性として凛とした落ち着いたお顔をしていたり、(兄者さんのようなテンションの違いと言うよりかは)ご一緒する方々によって印象が変わって見える要因はこの星かなと。おついちさんはベースとなる日干が辛、また右手(西位置)に(詳しくは後述しますが)「龍高星(りゅうこうせい)」をお持ちなので、TPOへの則し方はお手本になりそうです。
ちなみに外柔内剛型とは言っても、真なる和合、協調を望む事においては「外」も「内」も同様です。真なるそれらは、決して同調(甘え、同族意識)や主従(意にそぐわない事の強要)の無い、個々として立脚した上での「協力関係」にある事。なので、石門星は良くも悪くも「対等」な人間関係を望み築きます。歳上や上司とて時としては謀反も辞さず、逆に尊敬の念を抱けば、年下や女性の権力者の家臣となる事も厭わないご様子。それこそ、「対等」であり、同じ目的があるのであれば、相手は年上だろうと年下だろうと善人だろうと悪人だろうと関係ありません。最年長のおついちさん、基本的に身近に接する方々は年下が多くなりますが、輪を乱すような横暴さが無ければ、個人的な生意気さだったり馴れ馴れしさは、ある種の個性として認めてくれそうです。それこそ10歳も年の離れた弟者さんに、ある種大人気なく素を見せられたりするのは、「同じ目線で」ゲームを楽しんで居るからこそと言えるのかもしれません。
ちなみに、石門星さんは個人的な事に関して何でもかんでも自らオープンにする柄ではありません。「惚れた弱味」という言葉があるように、一方的に情や愛を掛けたり掛けられたりすると、「対等」でなくなってしまう可能性があるからです。一方的に尽くすのも、尽くされるのもあまり良しとしないでしょう。気の合う合わないもそうですが、まず何より、石門星さんとの関係性はイーブンで無ければ成立しません。なので内外問わず、本音と建て前を使いこなします。身近な人からしても、ちょっと掴みづらかったり、時として距離があるように思われたり、人によっては印象すら異なって見えるかもしれません。親しき仲にも礼儀あり。嘘も方便。
ちなみにおついちさんは辛ベースなので、名誉や趣味などの特別意識のある、特殊で限られた集団に属す傾向にあります(特に政界なんかに多いそうです)。また、この石門星は3つなので、交友範囲も結構限定的と言うか大分偏りが出て来そうです。少なくともこちら側がオープンでないと、所謂ビジネスライクな関係になりそう。
余談ですが、辛ベースの石門星さんは、辛特有の自尊心の高さから、頼まれ事の対応はめちゃくちゃ早いそうです。やりたくない、は別として「出来ない」は辛の尊厳に関わります。それこそ会社等に属していれば、仕事は与えられれば与えられる程に奮闘します。おついちさんの場合、バイタリティも大分おありな様子。働く時はバチバチに働くかと。(謂わば天然の社畜体質。)

同じ星を複数個持っているとその効力も倍となります(弟者さんの場合の禄存星×2、兄者さんの調舒星×2も同様)。尚、おついちさんの場合は×3なので、通常の3倍。また3つ以上となると純粋な倍掛けだけでは無くなるので、この石門星はあまり「っぽく」(見え)ない、かなり変形した石門星となります。正しく、おついちさん専用。
基本的には外柔内剛型なのですが、内剛の方がかなり強く(分かりやすく)出ます。社交性を備えた(ほぼ)「貫索星」(ざっくり言うと「意志が強い」「独立独歩」「職人気質」「実直」)のよう。所謂、昭和の人感は恐らくこの貫索星の質かなと。また石門星ながらあまりビジネスライクな関係は好まないタイプかな。集団内においても、自らの意思を貫き通すような姿勢を持ち、比較的単独行動も好んだりするように思います。そして実直さは時として頑固さともなり、登場するは2bro.名物「もう俺は知らんぞ」。弟者さんの「知らんぞ」はテコで動く可能性がありますが、おついちさんの場合、(大概においては冗談だと思いますが)状況によっては割と本気で介入の余地が無かったりしそうです。(ちなみに兄者さんの「知らんぞ」は、宣言と言うよりかは、それくらい呆れている、馬鹿にしていると言う純粋な意思表示で、大概見て見ぬ振りは致しかねます恐らく。)
また、性格を表すに10個の星があり、その内何かしら5個の星を持つのですが、その内の3つが同じ星(この石門星)です。星に偏りがあるため、どうしても苦手なものは受け入れられなかったり、思わぬところでの不器用さは隠しきれないかもしれません。ベースも辛なので、兄者さんとはまた違った気難しさがあるやもです。


◆西(右手):龍高星(陽水)
右手の星は習得本能を有する水の陽「龍高星(りゅうこうせい)」をお持ちです。習得本能は学び、知る事を本能とする、謂わば「知性」星。陰の「玉堂星(ぎょくどうせい)」は静なる知性の「深く狭くの古典的座学型」で、陽の龍高星は動なる知性の「広く浅くの現代的体験学習型」となります。
龍高星は既存のものを伝統的なやり方で学ぶのではなく、自らが未知の領域に踏み入って学び行く知性です。「(これまで通り)正しく知りたい」ではなく、「俺が(身をもって)知りたい」。こう言った動きを伴う知性は、一方向、また一定に留まらないため、思考は球体(立体)的で、様々な角度から物事を捉え、尚且つ発想力としても展開して行きます。要は速い(頭の)回転力と、柔軟な思考力。尚、「俺が(身をもって)知りたい」なので、それは時として、固定概念に問わられない破天荒さを持った言動として見られるかもしれません。周囲から「何してんの(何で急にそれしたの)?!(笑)」って言う返答に対して「えっ、面白そうだったから…(笑)」とか「いや、やってみたくなっちゃったから…(笑)」って言うのは龍高星持ちさんっぽい言動かな。
また、普通の人よりも少しニッチでマイノリティな知識や経験に惹かれ、備える事が多いかもしれません。おついちさんは辛のベースもあるので、(興味のある分野であれば)トレンドの先駆けになったりもするかと。目と鼻が効くってやつですね。また、「広く浅く」と書きましたが、それだけ広範囲に好奇心が旺盛と言う事で、興味の赴くままに情報を集めると、手広く話題に事欠かない物知りさん、且つ聞き上手さんとも。
右手(西位置)は主に、プライベートでお付き合いすると見えてくるところ。おついちさんの場合、相手の自由意志を尊重し、その分自らも自由行動が多くなる感じかと。上記のような破天荒さと言うか、身勝手さが出てくる。相手に強要もしないけど、自らも制限される事の無いような関係が理想とするところかな。また、ベースも辛なので、海外志向だったり、横文字(カタカナ)系の職種の方、もしくはどこか風変りな気質を持つ方々をパートナーとしたくなるかも。

基本的にこの龍高星を持つ方は、行動や感性が年を取っても結構若々しいままだったりします。胸の星も石門星なので、どちらかと言うと同年や年下の方との方が比較的付き合いやすいかもしれません。
ご兄弟にはそれぞれ、「これがあるのと無いのでは、大分印象が変わる星」と言うのがありましたが、個人的にはこの龍高星が、おついちさんの人物像に奥行きを持たせて居るように思います。また石門星がそのスキル(主に協調性)を発揮する際に、空間(状況)認識だったり、瞬時に距離感を計り調整をするのに、とても有能なアシスタントとなっている印象です。俯瞰的な状況認識能力はかなり高いのでは。また発想力も柔軟なので、他人にとっての良いアドバイザーにもなるかと。


◆腹(南):司禄星(陰土)
腹の星は引力本能を有する土の陰「司禄星(しろくせい)」です。陽の引力本能「禄存星(ろくぞんせい)」は、「外側(他人)にアプローチし外側(他人)から集める」本能に対し、司禄星は「内側(自分)にアプローチし内側(自分)に集める」本能。簡単に言うと「積み重ねる」、「貯める」性質。要は「堅実」とも言うかな。
石門星の項目で、「一家の大黒柱」とイメージ出来ると書きましたが、実は司禄星は「良妻」的なイメージと言われたりします。貯蓄タイプで、安定的。コツコツ堅実な内助の功。ただ、おついちさんの場合はブレのない実直な強さがあるので、…誠に失礼ながら、お父様と言うよりは恐らく親父(オヤジ)だし、お母様と言うよりかは恐らくお母ん(オカン)…。(笑)
何れにせよ、おついちさんの司禄星は腹(南)に位置しているので、特に部下や後輩、子供等、自分より目下と言うか、手助けが必要そうな相手には尽くしてしまいそう。なので余談ですがちなみに、ご兄弟からの頼み事となると、その本気度が高い程ほぼ断れないのではと。石門星的な目線から言うとご兄弟は横並びの存在かと思われるので、(特に弟者さんには)文句は言う。が、結局やる(やってやれてしまう)。な感。ただ「コツコツ」日々の不満も「貯め込んでしまう」質なので、言われる文句や不満に対しては、その場その場で解消しておいた方がお互いのためかと。
尚、腹(南位置)は(基本的に自覚はしませんが)「自分の生き様」になるので、おついちさんの場合、家庭や身近な人達を大事にする、現実的な歩み(堅実的な人生傾向)になるかと。また、この司禄星、積み重ねる事を前提とするので、経験の無い事の対応には少し弱いところがあります。逆に一度失敗の経験があったり、イレギュラーを想定しなければならない場合には、その為の準備や対策等をきちんとするタイプ。おついちさんは龍高星もお持ちなので、年齢が上がる(経験値が増える)につれて、この辺は万全を期すよりも応用力で乗り切ろうとする場合もあるかな。

ご兄弟が頼る事で見える最年長感、また、おついちさんが時折ファンの方々に称される「先生」感はここかなと。自分を慕ってくれる人達、また、自分と同じように思う仲間に対しては、その身にある知識や経験であれば、惜しげも無く差し出してくれるご様子。
ウィッチャー等のRPGがお好きなのも分かる気がします。ゲームで言うとやり込み要素が多ければ多い程熱中するご様子。そして、基本的にローグライク系ゲームを好まないと言うのを聞いた時は、思わず笑ってしまいました。貯める、積み重ねるのが性分なので、出来るなら手放したくはないですよね…(笑)

【後記】
3人目の刺客、おついちさん。一見、何とも言えない複雑な絡み方をしていると言うか、未だ推考の余地とも言えるブラックボックス的な部分があって、簡単には「成る程」と言えない飲み込み難さみたいなものがありました。個人的な経験としても「そうだな(っぽいな)」と素直には思い辛いところもあり、不意に死角を突かれたようで思わず唸りました。ぐぬぬ…。
3人プレイとなるとサポートキャラに落ち着き、また縁の下の力持ちと称されたりもしますが、個人的には、一概に後衛タイプでも無いのではと思ったりします(何なら純粋な縁の下の力持ちで言うと、個人的には弟者さんの方が向いていそうな印象…)。石門星は「若干空気的な存在になったりする時もある」と書きましたが、辛がベースにあると、良くも悪くも決して埋没はし辛いところがあります。ご本人の自覚の有無は別として、(ご兄弟に対しての声の質の違いもあると思いますが…)言動が目立ちやすい傾向にあるかと。宝石だからしょうがないと言うか、こればっかりは寧ろ目立ってなんぼな感。
知性と社交性を用いて集団を率い、堅実的に我が道を行くおついちさん。ある種カリスマ気質の持ち主と言えるのかもしれません。そしてそれは、仲間からの信頼やプライドの尊重があってこそ、発揮される手腕かと思われます。そんなおついちさんの真価が発揮されるのは、仲間と共にある時かと。自身に固執せず、仲間とその尊厳を守る事で、誰よりもその身を輝かせる事が出来るように思います。己のため、仲間のためであれば前衛後衛も問わず、それこそ、正義にも悪にもなれるでは。

以上、辣腕の遊撃兵 おついちさんの人物推考でした!


【以下、独り言】
何が、と言うのは省略しますが、兎に角「凄く強い」です。地位や名声を得れば得る程に更なる高みに向かおうとし、また自らの力で何かを獲得すればする程、精神的にも強靭になって行きます。この強さ、人生の中で、普通の人じゃ耐えられない波乱万丈さがあってもやっていけるかと。平凡な生活じゃ満足出来ないと言うか、反って持て余すのは危うい印象すらあります。兎に角バイタリティが半端無いので、過剰な自信は傲慢さや自己中心的な傾向に傾きやすくなります。またこの強さは怠けていると歪み、自身の精神や肉体を蝕みかねない可能性ともなります。要取り扱い注意です。ちなみに60歳位まで油断できないので、それこそエースの台詞じゃ無いですが、「次に会う時は…高みだ」も、体現して行く方かもしれません。初見、思わず性格よりもこっちに目が行きました。凄いな。そしてヤバいな…。(幼少期は親御さん、苦労したのでは…。)
ご兄弟同様、人生的な歩み方は地に足が付いている感じだと思われるのですが、理想と現実の間、心と体との間で、矛盾と言うか、葛藤がやや多そうな印象です。常に此処じゃない何処か、今じゃない何時かを求めがちになると言うか、あらゆる事に対し、受け入れつつも納得はし切れないところがありそうです。強い分、対人関係では若干の不器用さと言うか、素直になり辛いところもあるかもしれない。
情に流されやすい傾向にあり、自分のためにか他人(誰か)のためにと、人間関係が絡むとその行動方針も極端になりやすいように思われます。自分のために傾くと他人を傷付けかねず、また他人のためとなるとそれはそれで己の身を切る程になりそうなので、抜刀には注意が必要そうです。納めよ、そなたはたくましい。

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