その土台とはイエス・キリストです。
2024年7月14日(日)
◆聖書箇所のポイント
・私たちは神の家です。
・成長させてくださるのは神です。
・イエス・キリストが土台です。
・どのような材料を使って家を建てるかは私たちに委ねられている
◆私たちの目指していること
私たちが目指しているのは、一人ひとりがイエス様の姿へ変えられていくことです。そして、私たちを通して、私たちの周囲に神の国が広がって行くことです。
私たち一人一人が、私たち教会(神の家族)が、神様の願う姿に変えられているために、大切なポイントひろっていっしょに考えたいと思います。
1.一人ひとりがイエス様に直接つながる
・主イエスがただ一人の仲介者(大祭司)。
・万人祭司(すべてのクリスチャンが直接、神につながる)
・祈り、みことばを読み、周囲の人々に仕える(愛する)
・ともに祈り、ともにみことばを分かち合い、お互いに仕え合う。
教会をまとめていくために、リーダーの存在は必要です。しかし、リーダーの一番大切な役割は、一人ひとりが自分で祈り、自分で神様の導きを受けて歩めるように励ましていくことです。また、教会としては、少数のリーダーに頼るのではなく、人生を分かち合い、互いに祈り合い、みことばを分かち合い、仕え合う関係を育てていくことです。
2.外に広がる教会
・訪ねていく教会。
・地域、コミュニティーのためにとりなす。
・私たちがいるところに教会がある
・夫婦が教会、家庭が教会、神の家族が教会
私たちは良く「教会に行く」「教会に連れて来る」という言い方をしますが、それは厳密には聖書的ではありません。それは、私たちが、このような言い方をするときに、会堂で持たれている集会に参加するという意味で語っているからです。使徒の働きに見られる教会は、普段の生活の中にある家の教会であり、地域社会に浸透し、絶えず広がって行く教会でした。会堂が与えられていることは感謝ですが、主イエスや弟子たちは、会堂を建てることには関心があったようには思えません。主イエスが目を向けていたのは、失われた一人ひとりの人であり、神から離れたユダヤ民族であり、やがて弟子たちの宣教を通して救われる民族を超えたすべての人だったのです。
3.すべてを次世代に投資する教会
・次世代(若い世代、子どもたち)にバトンを渡す
・モーセからヨシュアへバトンが渡された
・主イエスから弟子たちへバトンが渡された
・パウロから若い弟子たちへバトンが渡された
※並走している期間は短い
神さまの大きな救いのご計画の中で、一つの世代には特定の召しと働き期間が与えられ、それは形を変えて、次の世代に引き継がれていきます。モーセに与えられた召しと、ヨシュアに与えられた召しは異なっていました。主イエスの神の国の宣教は主にユダヤ人に向けられたものでしたが、主イエスが昇天された後に、聖霊の力を受けた弟子たちによって引き継がれ、異邦人に広がって行きました。ちょうどリレーで最初の走者が次の走者にバトンを渡すのに似ています。並走する時間が限られているのです。次の走者にバトンを渡すことは、すべてをゆだねることを意味しています。
4.小さな交わり(コイノニア)を中心としたシンプルな教会
・日常での交わり > 日曜日の礼拝
・交わり(互いに祈り、もてなし、仕え合う) > プログラムやイベント
・聖書の通読(みことばを分かち合う) > メッセージ
神の家族としての交わり(コイノニア)は大切です。教会が特定の日に一つに集まって礼拝することも大切ですが、それ以上に大切なことは、普段の生活の中で、夫婦、親子、神の家族と小さなグループで集まってともに祈り、分かち合い、仕え合うことです。聖書はクリスチャンが二人、三人、集まるところにそこに教会があると教えています。身近に顔と顔を合わせて、分かち合い、ともに祈ることができるなら、それにまさるものはありませんが、オンラインでの交わりも大いに活用すべきだと思います。小さな交わりとは、対話のできる人数での交わりを指しています。
5.学び続ける教会
・教理のポイント
・聖書の権威
・基本信条
・使徒信条、ニカイア信条
・救いについて
・神の主権と人間の自由意思
・聖霊の働き
・性のあり方
・終末論
・四つの終末論
・教会とイスラエル
・教会文化と世俗的文化
・教会の形
聖書を素直に読んでいくことが基本です。必要に応じて、聖書を理解する助けとして、注解書やスタディバイブルの解説も参考にしてください。ただ、聖書の解釈にはさまざまな見解があり、細かな部分で違いがあることを念頭に置いておくことが大切です。すべてのクリスチャンにとって妥協できない部分と、教派によって理解や解釈がことなる部分があります。今後、このような教理的なこともともに学ぶ機会を設けたいと思っています。
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