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お菓子で夢を叶えたい人が知っておくべきたった一つのこと

お菓子の世界にやってきて、一番衝撃だったのは、
この世界は
「大好き」「好き」がほぼアドバンテージにならない業界
だということでした。
普通、どんな仕事でもその仕事を「好き」か
たまたま就職できたのがその会社だったから、仕事としてやってる
という人では、大きな差がつくものですが
たぶん、お菓子の仕事は、誰でもなろうと思えばなることができる
仕事の中で、「好き」でやってる人の割合が多すぎる世界だということ。

もし、「お菓子で誰かを喜ばせることが別に好きでもなんでもない」
ような人が、この世界にはいって、
5年、10年、継続して
この道で活躍できるとしたら、
最低でも日本一、
世界一になってる気がする。

アンケートとったわけじゃないけども
就職できたのが、洋菓子店しかなかったら、
いやいやパティシエ10年やってます。
という人の割合はどれくらいなのかは
知らないけど、僕はまだ出会ったことはない。

そう、お菓子で夢を叶えたい人は
お菓子が大好きな人ばかり。

あなたが、もしこの世界で仕事をしようと思うなら
夢を叶えようと思うなら、
「好き」とか「大好き」では足りない。

大好きでお菓子に人生を賭けているひとがほとんどの
このお菓子の世界で、
後発組で、あなたが参入するということは

あなたがこのお菓子の世界にまだ
「足りない何かか」
「誰もやっていない新しい挑戦か」
「お客様がこういうお菓子が欲しかった!」
というものをあなたが
コンセプトとしてもつ必要がある。

10年以上、お菓子作りが大好きな人を見てきて
お菓子作りが大好きな人は、
お菓子がだいたい全部大好き。
色々作りたい、
学ぶなら、たくさんの種類をつくれるように
なりたいと思う人の方が多い。

ただ、夢を叶えるということに重きを置くなら
何か一つのお菓子、
何か一つのテーマで

私がお菓子の世界で、一番(可能なら世界一)になれそうなことはないか?

を真剣に考えてみてほしい。

P.S.
あなたに、たくさんのお菓子を作るのを辞めて、
一つに絞って欲しいといっているわけじゃない。
あなたがまず、お菓子の世界で身をたて成功するために
最も得意なお菓子、得意なジャンルで突き抜けて、成功してから
その知名度などを利用して、そこから好きなお菓子もつくれば
多くの人に喜んでもらえる。というニュアンスです。


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