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〜heldioガイド〜【A】秋元実治先生

heldioとは?
・慶應義塾大学文学部の堀田隆一先生が「英語史をお茶の間に」をモットーにVoicyで毎朝6時に配信されているラジオ

・このガイドは、heldioを楽しむための道案内となることを願い、お茶の間の住人が作成しているものです。
・アルファベットのAから順にheldioにまつわるキーパーソンやキーワードを紹介します。
\今日からあなたもheldioリスナーに/


heldioの特長


「英語の語源が身につくラジオ」という看板のとおり、確かにheldioでは1つの英単語に注目しその語源を探る回も多いが、実際には英語史や英語学・言語学に関する幅広い話題が提供されている。そして語り口は基本的には堀田先生のソロであるが、研究者仲間を招いての対談回も多い。
堀田先生といえば英語史研究の第一人者であるが、それはつまり、著名な先生方との対談が実現するということだ。
第一線で研究されている専門家のお話をお伺いできるのは、本当にありがたい。
さらに、毎日heldioに触れることで、大学で英語史を専攻したい!と思うようになった受験生にとっては、英語史研究者のお名前を知る機会となり得る。ただし、先生方の所属先は変更となる可能性があることに留意されたい。

秋元実治先生(青山学院大学名誉教授)

普段の回では、前提知識が無くても理解できるよう噛み砕いて説明されているが、研究者同士の対談回は一味違う。
もちろんお茶の間のリスナーを意識してお話しされているが、研究者の「本気」が見られ、堀田先生のガチ質問が登場&興奮がよく伝わる。
青山学院大学名誉教授・秋元実治先生との対談回は、まさにその典型。
難しいからとスキップしてしまってはもったいない。最初はわからなくても継続的にheldioを聴いていると、あの回の話はこういうことだったのか!そういえば◯回と●回で紹介されていた概念は関連があるのではないか?と後から繋がることが多い。
だからちょっぴり背伸びをしてみることも大切だと思う。
また対談回は、出演者の近著に基づき話が展開することも多く、文献情報が得られる点でもオススメだ。
思う存分、英語史ワールドを堪能しよう。

秋元先生との対談回
#769. 『近代英語における文法的・構文的変化』 --- 秋元実治先生との対談https://voicy.jp/channel/1950/564388

#774. 『イギリス哲学者の英語』 --- 秋元先生との対談
https://voicy.jp/channel/1950/564387

#844. 他動性とは何か? --- 秋元実治先生との対談
https://voicy.jp/channel/1950/611993

#964. comment clause とは何か? --- 秋元実治先生との対談
https://voicy.jp/channel/1950/708509

#970. comment clause と認識動詞の類義語 --- 秋元実治先生との対談(続き)https://voicy.jp/channel/1950/708532


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