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〜heldioガイド〜【E】英語史新聞、英語史コンテンツ

heldioとは?
・慶應義塾大学文学部の堀田隆一先生が「英語史をお茶の間に」をモットーにVoicyで毎朝6時に配信されているラジオ

・このガイドは、heldioを楽しむための道案内となることを願い、お茶の間の住人が作成しているものです。
・アルファベットのAから順にheldioにまつわるキーパーソンやキーワードを紹介します。
\今日からあなたもheldioリスナーに/


khelf
英語史をお茶の間に広げる活動=hel活に勤しむ堀田先生であるが、強力な同志が存在する。その正体は…khelfメンバーである。
khelfとはKeio History of the English Language Forumの略称で、慶應英語史フォーラムのこと。そのメンバーは堀田先生のもとで学ぶ慶應義塾大学文学部・文学研究科の大学生・大学院生や通信教育課程の学生、OB・OG等で構成されている。
いわば堀田先生のゼミナールをベースとした組織であるが、khelfは一般人が英語史へアクセスするさまざまな機会を提供してくれているのだ。
活動紹介の前にまずは、khelfの感動的な!ミッションステートメントをホームページにてご覧いただきたい。
khelfホームページhttps://sites.google.com/view/khelf-hotta

具体的な情報発信としては、実はkhelfメンバーはたびたびheldioに出演している。
素の学生の様子関心トピックがよくわかるものとして特にオススメなのは、2023年度の「ゼミ合宿収録シリーズ」だ。学生が数名ずつのグループに分かれ、自分たちが決めたテーマで対談を行っている。
タイトルやheldioへのリンクは以下khelfホームページにまとまっているので、ぜひご視聴を。

ゼミ合宿収録シリーズhttps://sites.google.com/view/khelf-hotta/khelf-conference/2023

ところで、khelfホームページのトップページ背景画像とheldioのバナー画像が同じであることにお気付きだろうか。
それらは「バイユーのタペストリー」という、つづれ織りの一部であるのだ。
描写されている出来事と英語史の関係について、詳細を知りたい方は以下参照。
#657. バイユーのタペストリーと英語史https://voicy.jp/channel/1950/491913

さてここからが本題で、「英語史をお茶の間に」広めるために大きく貢献しているものとして、『英語史新聞』英語史コンテンツが挙げられる。以下順番に見て行こう。

『英語史新聞』
khelfメンバー自身による英語史をテーマとした研究や英語史学習に役立つツール・書籍等が掲載された新聞。
2022年4月の創刊以来、約3か月に1度発行されており、最新号は2024年2月発行の第8号。
毎号編集委員会を立ち上げ、企画・執筆・レイアウトまで全てメンバーで担っているという。

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また『英語史新聞』には、第4号から加わった「英語史ラウンジ」というコーナーがある。
khelfメンバーが英語史研究者にインタビューを行い、記事にまとめたものである。
主な内容は、中高生やそれ以前からの英語との付き合い方英語史との出会いなぜ研究者を志したのか普段の研究生活など「あーこういうお話を聞いてみたかった!」ということばかりで人気コーナーとなっている。
heldioの対談回を聴くと、必ずや「推し」の先生ができるはずだ。推しが多すぎて困るという嬉しい悲鳴をコメント欄でよく目にするが、次号ではあの先生が登場されるかも?!という楽しみが増えるかもしれない。ちなみに筆者の推し先生は、第1回で登場済である。

ありがたいことに、『英語史新聞』は教育目的に限り、自由に配布可能という取り計らいとなっている。
英語教育に携わっている方々は、ぜひ活用を検討されてみてはいかがだろうか。

英語史コンテンツ
こちらは2021年度以降、毎年4月から5月にかけて実施される企画である。
別名「英語史導入企画」という名が示すとおり、英語史の面白さ研究対象の幅広さを一般に伝えるため、英語史をトピックとしたコンテンツ(エッセイ)を1日1つずつ公開していくというもの。
毎日異なるメンバーがコンテンツをアップするリレー形式になっている。
2024年度は4月10日(水)が初回とのことなので、それまでに過年度のコンテンツを参照し、受信側もウォームアップしておこう。

ここでこっそり告白しておくと、heldioガイドは英語史コンテンツの裏番組として企画したのだ。

以上のように、日頃から一般人が英語史に触れる機会をたくさん作ってくださっているkhelfのみなさんには、心からお礼を申し上げたい。

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