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恐れはつたわる

いつも受けているマッサージやエステの技術は当たり前だけど当たり前じゃないんだなっていう話。

先日、フェイシャルレメディ®︎の実践練習3回目に参加してきました。

練習では、自分の手を動かすのも大事だけど、練習しているひとへのフィードバックも大事。
圧が強すぎるとか、角度が違うとか、ここに手が当たってないとか、違和感を細かくフィードバックする。

なんでそうなるかというと、一番の原因は恐れなのではと思った。

直線で動くべき手が、なぜ曲線を描いてしまうのか。
それは、なんとなくここは触っちゃいけないような気がする、と感じた場所を手が避けるから。
わたしは普通のエステの施術にあんまり詳しくないけれど、フェイシャルレメディ®︎では普通はやらないことをするらしい。
だから、経験者ほど癖が出てしまって、手が素直に動かなかったりする。

そういう動きは流れを妨げて、受け手に違和感を与える。
避けられた感覚からなんとなく不安になって、リラックスが途切れる。
施術者の自信のなさや不安、迷いは受け手に伝わるものだと知る。

デモではなめらかに動く先生の指先を見つめながら、自分の手も一緒に動かす。
そのときは、簡単にできそうに思える。

けれど、顔はデリケートだし、凹凸が多い。
顔に合わせて、指を減らしたりふやしたりしながらなめらかに沿わせて触っていくのはすごく難しい。
やわらかにでも圧をかける場所ではかける。
手がこんがらがる。
そんなとき、余裕はない。

その日の贅沢ランチ

お昼の休憩も楽しみ。
その日は先輩たちに一番人気だという洋食店でランチした。
ハラミステーキとチキンの盛り合わせは、予想通り美味しかったです。野菜もたっぷり摂れてしあわせ。

それでも、ちょっとずつ、手技が上達していく。
ひとつずつ知識が積み上がる。
今日も楽しかった。

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