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物語1 『肉体的な成長をするためにはリアルを体験する』


1.魂を成長させるものの種類〜肉体的な成長と精神的な成長

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※ミカエルの声を通すチャネリング媒体:しおりさん

潤:あなたは誰ですか?

ミカエル:ミカエルです

(補足)ミカエルは大天使ミカエルと認識いただければと思います。

潤:ミカエルさん宜しくお願いします

潤:魂の成長についてミカエルの考えを教えていただけますか?

ミカエル:肉体的な成長と精神的な成長があって、どちらを聞きたいですか?

(以下、「ミカエル:」表記を省略します)
肉体的な成長と精神的な成長があって、それらはお互い、両者が関係しあっているので、どちらか一方が成長するとかいうものではなくて、それが両輪のように複雑に絡み合って、複雑に関係しあって、

それはあたかも遺伝子の二重螺旋構造のようにお互いが絡み合いながら、関係しあいながら成長していくものなので、どちらが一方が優れているというものではなくて、両側面を成長させていかなければならない。

人間は頭だけの成長、精神面のレベルを求めがちである、例えば修行のようなものを求めがちであるが、そうではなくて、この世に生まれてきたからには、

肉体、車(比喩的な意味で)に精神は乗っているのだから、肉体だけの、もしくは精神だけの修行だけをすれば良いものではない。頭でっかちになってはいけない。

しおり:遺伝子の二重螺旋構造、ジャックと豆の木のような、その二重螺旋構造が天に昇っているようなイメージが見えます。

スピリチュアルの行き過ぎみたいなへの警鐘、危惧をしています。
ふわふわしてる、スピリチュアルの精神的な成長が楽しい、でも体の方をおざなりにしている。みんなイメージとか、頭で考えることに行きすぎて、グラウンディングができていない状態というのは違います。

潤:私もスピリチュアルな成長に重点を置いていましたが、それに特化してしまうとふわふわしてしまうんですね^^;

確実に世界が変わってきています。新しい次元にあなたたちはきていますから、もっと体も楽に動ける、自由になっているはずです。
軽くなっているはずなので、いわゆる昭和、前の世代の重苦しい次元からも今確実にこの令和の時代に入って肉体的にも精神的にも軽さを感じていると思います。

しかしそれ(=肉体的な成長)をおろそかにしてはいけません。
肉体を持って生まれてきているわけですから、肉体と精神を持って新しい世界に進むべきである。
そうできるはずです。

これまでよりももっとそれはスムーズに速やかに行われることでしょう。いい時代になりましたね。
思えば叶うということが体験を持って実感として感じられていくことになることでしょう。

そのためにも体・肉体に意識を向けることが今は重要です。頭の方の精神的なスピリチュアル、魂の成長というものはみなさん進んできているわけですから、体というものも大事にしてきてください。
そうでなければ、魂の個としての、より大きな意味での光に向かうことは難しいでしょう。バランスは大事です。

あなたたちは光の子どもたちなのですから、そもそもが。だから光に戻っていく、それが必然です。光の子なのだから。それは今までよりもたやすく行われることになるでしょう。

潤:(私もスピリチュアルな成長に重点を置いていましたが、それに特化してしまうとふわふわしてしまうんですね^^;)


2.肉体的な成長とは

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潤:肉体的な成長って具体的にどんなものですか?

日常的に行えることを個々がしていくべき。
体に良いものを食べてぐっすり眠り、ストレスのない生活を送る。
本来の人間の自分が快適だと思う状態を日々送るだけでいい。

何も難しいことをしたり特別なトレーニングは必要とはしません。
そういったことが好きなひとはいますけどね。
それはその方の前世に影響するものでしょう。

いわゆる修行好きというものですが、だからと言ってみんなが難しい修行をすればいいということではありません。

日々穏やかに過ごし、温かな家庭で仲良く過ごすという、ごくシンプルだけれどもあなたたちにとっては難しいと思う人もいるかもしれない。でもそういった日常レベルのことを粛々と淡々とやっていけばそれが健康でもある。

それが、肉体的な修行とも言わない、修行と意識しないレベルの修行となっているんですよ。

マインドフルネスということです。

(補足)マインドフルネスとは:「注意深く気づいていること」さらに
「心が穏やかでありながら、集中力が継続している状態」のことを言います。


潤:マインドフルネスとはなんですか?

心の平和。
全てが満たされた状態は、容易に作り出せるものなのです。
日常日々の生活、心の平和というものをもう少し意識するようにしてください。

日々色々な悲惨なニュース、悲しみ、怒り、出来事が流れてきますが、それにあまりにも左右されないように、影響されないように引きずられすぎないようにすべきです。

潤:(私も報道で精神が左右されてしまうことが多く、あまりニュースを見ないタイプなので、左右されやすい方もテレビの影響が大きいのでしょうね)

悲しみ、怒り、そういったものが渦巻いていって、これからも溢れてきます。
これは地球の浄化のために必要なことですが、その情報波に押し流されないように、あなたの中はいつも平和でいることです、むやみに同調しすぎないことです。

今私がこの言葉を介在しているこの者(=しおりさん)にも言えることです。
日々のニュース、そういったマイナスのエネルギー、その事柄にセンシティブに受け止めてすぎているので、注意してください。
一喜一憂することがよくない。

同情は人としては当然な心の動きではあるけれども、あなたにはあなたがやるべきことがあり、あなたにあるべき修行が妨げられるので、それぞれに起こることがそれは悲しいことであるが、それを自分の事のように引き寄せるべきではない、いい意味での境界をあなたはつけるべきである。

今光の子供、優しい子供達が増えているが、そのような子供たちは非常にセンシティブであるので、そういった悲しいニュース、事件にも影響されやすい、そういった光の子供達には酷なことが起きている。

だがあなたたち次の時代の子供達にはそういったものに同調しすぎない、引きずられない、影響されないこともまた学びであります。

清いあなたたちからすると、これまでの人間の生きてきた歴史というものは殺戮や戦争や血を流す残酷な面、魂の成長には必要なものだったので甘んじて受けてきたものがありますが、あなたたちはそういったものを必要としていません。

だからそういうものに足を引っ張られない引きずられない、そのレベルに引き下ろされないことが大事です。

今この話をしている、しおりさんもちょうど低いレベル、そういったはざまで生まれてきたので、親たちの物質的な資本至上主義、目に見えたものが成功の証である、旧世代、前世代のものたちの影響を受けている。

もう新しい、光の子供達も生まれてきて、自分が光の子供達と違う世代であるとわかっているが、でも前の世代とも違うと感じている。でも自分達は前の世代で生まれてきている。
二つの相反する世代の間にいる者が、その二つの世代、段階を繋ぐ役割がある。

物質主義という親の世代と、平成以降の光の子供達と全く格段の差がある。
その間を繋げているのが、1960代以降生まれのあなたたちの役目である。
あなたたちはつなぐ段階なので、いろんな価値観に挟まれて、自分がどちらにいくべきか、旧価値観なのか、新しい価値観なのかを選ばなければならない、葛藤がある世代である。

そういった役割を持ってきているのであるので、60年代以降80年代以前に生まれてきたあなたたちは2つの世代の橋渡しをうまく繋いでいく、あたかもグラデーションのように、スムーズにその段階に行けるように繋ぐ役目であるから、それが間違った形で現れたのがオウム真理教である。


3.成長を目指しすぎた誤った例〜オウム真理教

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あれは頭の中の魂の成長を求めすぎたあまりあえて間違った暴走をしてしまった、それがあなたたちの世代に起こった悲劇である。
あれは間違った焦った形の、光の世界に早く行きたいと焦るあまり、ああいう風なグルと称するものに騙されてしまったものである。

彼らも精神的には美しいものを持っているのであるが、導く者が間違った方向に、それは悪とも呼ぶべきものに惑わされて、普通の日常の生活、幸せで本来築けるレベルでできる修行を怠って、あたかもグルのような魔法、超人的な魔法をしなければ魂の成長を得られないと思わされた。

本来は日々の生活での愛を学ぶ、そういったことはいくらでもできたはずである。
職場、身の回りもの、平穏な生活を送る、それが満たされていれば、特別なことをしなくても、あのものたちの成長はスムーズに望めたはずである。

ただ危険なのは、日常生活での愛を学ぶことが、安易に修行という名の近道とも言えるであろうこと、そういった日々の生活をおろそかにして、一足飛びに修行すれば光のもとに行けるという、インスタント、誤ったことを求めてしまったことへの喜劇、悲劇である。

それを世間に知らしめる形でああいうことが起こった。
もう新しい世代のものは分かっているであろう、あのような空を飛んで見せるとか、ああいったインチキなまがい物を見せられたりしなくても、そんなことをしなくても既に、容易に日常レベルで光に向かっては自ずと進めることは分かるはずだと。

潤:(オウム真理教で行われていた修行の中で命を落としていた人もいたようで、確かに危険なやり方だったと思います。)


肉体的な成長はリアルを体験していくこと

潤:肉体的な成長について、他にも具体例をいただけますか?

目の前の食事、暖かい抱擁をして愛を示すことが大事です。
肉体的な成長は、五感を大事にする、肉体を持っているんだから、肉体でもっと感じとりなさい。

言葉をかけるとか、抱擁する、キスをするとか、その親子でも体、肌で感じる暖かさ、そこから得られる愛情みたいなものをもっと肌感覚で肉体の感覚で感じる、示す、表現する。

愛を肉体で体全身で表現する、もっと、そういうことをしてないんじゃないか、体を持っているんだから、体でもっと愛情を表現しなさい。
肉体で暖かさ、触れた時の温かさ、体温とか。

言い換えたらリアルだ。

ファンタジーとかイマジネーションは心では必要であるが、肉体的な成長というのはリアルである
足の、大地を踏んでいる感覚であるとか、腕で、誰かを抱きしめる感覚であるとか、そういう感覚を肉体を持って感じられる、肉体で表せる愛情も大事。

草食男子とかはやっぱりあれは精神的な面が行きすぎたもので、肉体を汚いものと見ていませんか。
肉体を毛嫌いしている、肉体的な接触というものを非常に潔癖に拒否する者もいるけれども、それではこの地上に肉体を持って生まれてきた、肉体を持ってきた意味がないではないですか。

ですから今一度、そういった新しい世代、光の子供達、精神レベルの高い人たちは逆に泥臭いくらい肉体というものをもう少し意識しなさい。

愛情も気持ち心だけではなくて、体で触れ合う、体で愛情を示す、兄弟、家族、親子、恋人であっても一緒です。
思いを示すというのは触れ合いというものやスキンシップ、そういったものも大事です。

おろそかにしてはいけません。
あなたたちからすればとにかく肉体が汚れたものと思いがちになるのもわからないではないですけどね。

地球ですから、この地球のレベルのやり方に少し合わせなさい。
合わせたらどうですか。

ふわふわと精神的なものに行きがち、草食男子も、今までの醜い大人、政治家であるとか、権力闘争、そういった血なまぐさい戦いで、男性が力で勝ち取ることが正義だという前の世代を見てきて、新しい子供達である男たちはそういうものを毛嫌い、もう嫌いだと、もう辟易しているので、そういったものはごめんだと、自分たちは違う。

というものの反動が強すぎて、肉体的な接触全てさえも毛嫌いする傾向がある。
今これだけの醜いものを嫌という程見せられてきたから、それも仕方ないものなのかもしれませんけどね。

その反動として身体的感覚を、痛みを知りたいがために、とても残虐な事件、痛み、虐待、そういったものを知ろうとするがために、そういった残虐なものを求めてしまう。

知りたいがために極端な形でそういった事件を起こす。心の影の部分が出てしまうことがある。
肉体的なものを拒否するあまり、その反動で体罰、虐待、体の痛み、血を流すとか、そういった残虐とも言えるものを、体感覚を得るために、肉体的なものに興味を持つ者もいる。

精神的なものに 偏りすぎたせいで、人間臭い、体感覚を知りたくて、そういった事件に引かれてしまうこともある。

光が強くなると闇も強くなる。


光が増してきているから、影の部分がかえって強調されているだけです。光の光量としてはどんどん明るくなってきている。
前の世代に比べてきたら。

潤:肉体的な成長を怠っていくとそういう事件を起こす可能性が高まってくるんですね、私もリアルで経験できることを怠らないようにしてこうと思えるようになりました、ミカエルさんありがとうございました。

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