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4/22 フローラS・レッジャードロへの期待

もう木曜。武史の偉業達成からもうそんなに時が経ってしまったのかという感じ。というか、最近毎週毎週時間が過ぎるのが早すぎるような気がするのだが、それは毎日が充実しているという解釈でいいのだろうか。来年就職を控えている自分にとっては、就活の内定も出ないままに時が経つのが早すぎて滅茶苦茶に嫌なのだが。

そんなどうでもいい前置きは置いておくとして、今週はフローラSがある。その他にもマイラーズCや福島牝馬があるのだが、クラシック大好き人間としてはこっちの方が見逃せない。

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ここ10年の勝ち馬一覧をざっと見ると、やはりと言うべきか本番でも桜花賞組に割って入る馬が多い。それ以前だと大分荒れている印象もあるが(ヤマトマリオンとシンコールビーとか)

ちなみに近年だけで見るとこんな感じ。

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人気があっても無くても、馬券圏内に来ている馬が殆どか。とはいえ勝ち馬はモズカッチャンを最後に荒れることもなく、近年は基本的に固い。

さて、今年のフローラSの出走想定は出揃い、以下で確定した。

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恐らく上位人気はこの想定オッズがそのまま現実でも反映されるだろう。ひっくり返るとしたらユーバーレーベンが1番人気で、オヌールが2番人気になるくらいか。ユーバーレーベンはミルコがよっぽどへぐらない限りはくると思うし。

しかし上記に「人気どころで決まる」とは書いたが、1頭だけデビューからずっと気になってる馬がいる。

その馬の名は、レッジャードロである。

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競走成績だけ見れば何の変哲もない馬で、寧ろここで買えるような要素はないのだが…この馬、新馬戦のレースが異次元なのである。

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緑帽子の大外がレッジャードロなのだが、この馬、ここから更に外で直線を迎える。

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しかもソラ使ってまともにまっすぐ走ってないし。1頭だけ200mくらいロスして走ってますか?そして鞍上の菜七子もロクに追えていない。

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で、ここから坂を登るまで遊びながら走り通して、残り100mくらいで急加速。まともに走ったのはこの100mくらいのもので、先頭のベルピエースから2馬身はあった差を一瞬で差し切ってしまったのだ。

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この勝ち方が衝撃的すぎて、次走クイーンCに回ってきたときには、「遂に菜七子もクラシック有力馬が!」とすごくうれしかったのだが、レース内容が散々。

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幾らなんでも外を回しすぎだろう。結局伸びず最下位に大敗。

次走アネモネS。外のゼッケン⑩番がレッジャードロ。

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直線でもふらふらふらふら走り通し。これはソラなのか。はたまたまっすぐ御すことができていないのか。届くわけもないが、ゴール直前ほんの一瞬だけ伸びていたようにも見える。

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3歳1勝クラスは外の馬場が伸びる影響もあり人気を裏切る9着に。そしてここまでの4戦すべて出遅れ。父ドゥラメンテの気性を悪い方に受け継いでしまったか、未だにまともに走っているように見えない。というか、クラスが上がっても出遅れが矯正されていないのは若干厳しいぞ。

と、ここまで見ると「あれ?大したことなかった?」とも思う(実際、新馬戦のメンツがそこまで強くない)のだが、ここで騎手が善臣大先生に乗り替わるという報。

見るからに扱いの難しそうな馬だ。ここで大ベテランに乗り替わるのは今後の行く先を見据えても吉報だろう。菜七子には残念な結果だが…逃げと大外ぶん回しでしか活躍の場を見ていないから、まだまだこういう馬に乗るのには厳しいかもしれない。次回の素質馬に跨るチャンスがあればまた応援したいと思う。

とまあ、本命に推すかどうかは置いておいて、とりあえずはレッジャードロに期待したいと思う。

後は三浦の跨るジェニーアムレットや、ノルマンディーの秘密兵器との噂も聞こえてくるスノークォーツあたりも要注目。勿論ユーバーレーベンにオークスへの切符を掴んでほしい気持ちはやまやまなのだけれども。

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