ボルドリッジに学ぶ~さぁ中身に入ろう
「ボルドリッジに学ぶ~ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの構造」で、ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク(正確にはそれに含まれる「パフォーマンスエクセレンスに向けた審査基準」)、および、ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーは、質問集であることを見ました。
「ボルドリッジに学ぶ~ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの構成」で、ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークが、この質問集を含め、次の3つから構成されていることを紹介しました。
・核となる価値観と概念
・パフォーマンス・エクセレンスに向けた審査基準(質問集)
・回答の評価
では、これで何ができるのか?
「ビルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」には、
(Baldrige Excellence Builderを用いた)評価を完了して行動することで、ミッションを達成し、結果を改善し、競争力を高めることができます
とあります。(2ページ上方)
・ミッションを達成する
・結果を改善(向上)する
・競争力を高める
魅力的ですね。
では、日本の組織風土に合わせて、日本版エクセレンス・ビルダーを作ろう、自社の業界に合わせてカスタマイズして使おう、という発想が頭に浮かびます。
でも、
ちょっとでも変えてしまったら、それは別物です。「Proven」ではなくなります。
それに何より、変革しよう、改革しようという対象に合わせてしまうのですから、結局、それでは何も変わりません。
カスタマイズを待っている間に、俊敏性も失われてしまいます。
よいと感じたら、そのまま使ってみる。それが提案です。
さぁ中身に入ろう!
「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」は、米国NISTのウェブサイトから無償でダウンロードできます。
(「ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク(Baldrige Excellence Framework )」は有償です。)
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