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ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの全体像

 ボルドリッジ(ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク)は、米国発の「証明された」経営フレームワークです。ボルドリッジはまた、米国マルコム・ボルドリッジ国家品質賞(MB賞)の「審査基準」であり、それをもとに自己診断・審査を行い、組織の改善点を見つけ、改善します。

 ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク(冊子、有償)の構成を、その目次で確認します。目次は i ページです。(冊子はセクターによって分かれていますが、ここでは企業/非営利組織編で紹介します。)

目次

ii ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークについて
 ボルドリッジ・フレームワークは、組織が目標を達成し、結果を改善し、競争力を高めることを可能にします。フレームワークは、審査基準核となる価値観と概念、および、評点ガイドラインで構成されています。
v  ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク の使用方法
 この小冊子は、リファレンスとして、自己評価のため、あるいは、外部評価の基盤として使用できます。

 ここまでの内容は、いくつかの記事で紹介しました。

目次(つづき)

 1 パフォーマンスエクセレンスに向けた審査基準 概要と構造
 審査基準には、組織プロフィールと7つの相互に関連するカテゴリーが含まれます。
 2 パフォーマンスエクセレンスに向けた審査基準 審査項目と評点
 4 パフォーマンスエクセレンスに向けた審査基準
 4   組織プロフィール
 7   1 リーダーシップ
10   2 戦略
13   3 顧客
15   4 測定、分析、ナレッジマネジメント
18   5 働き手
21   6 オペレーショ
24   7 結果

 「フレームワークは、審査基準核となる価値観と概念、および、評点ガイドラインで構成されています。」
ここまでが審査基準です。そして評点ガイドライン核となる価値観と概念が続きます。

目次(つづき)

29 評点の仕組み

 審査基準項目に対するパフォーマンスは、プロセスと結果の2つの評価の側面で評点がつけられます。
32   プロセスの評点ガイドライン
33   結果の評点ガイドライン
35 審査基準への回答方法

 このセクションでは、審査基準項目の質問に最も効果的に回答する方法について説明します。
38 核となる価値観と概念
これらの埋め込まれた信念と行動は、審査基準の基盤を形成します。
44 2019–2020年版ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークからの変更点
46 主要用語集
 用語集には、審査基準および評点ガイドラインで小型の大文字で書かれた用語の定義が含まれています。
54 主要用語の索引
58 寄稿者リスト

 審査基準の中に、注記として補足説明が記載されていますが、それとは別に、ウェブサイトに審査基準の解説が置かれています。
審査基準の解説は、2011-2012版までは冊子に含まれていました。その後、括りだされて冊子はスリムになりました。)

ウェブサイトに
  審査基準の解説

  (https://www.nist.gov/baldrige/baldrige-criteria-commentary)
 この解説は、審査基準の背後にある「理由」、および追加の例と補足説明を提供します。
(以上、ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク(冊子)iページより引用)

 ボルドリッジは、主要用語集があって、ウェブサイトにも掲載されています。ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク(冊子)にあるものは、それよりも詳しい説明があります。

 ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク(冊子)は、PDF版がわずか12米ドルです。丸ノ内のビジネスランチぐらいですね。

★★

 ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版、「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」は、米国NISTのウェブサイトからダウンロードできます。ページ下方の Non-English Versions / Japanese を参照ください。






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