見出し画像

【推しポケ育成論】#06 ベトベトン【ポケモンSV】

◆1 ベトベトンとは

初代カントー地方出身。分類ヘドロポケモン。
初代から登場したどくタイプのドロドロしたポケモン。ピカブイでシンボルエンカウントした時は割と衝撃だった。
ヘドロポケモンというだけあってとにかくドロドロしている。図鑑説明はマタドガスに負けず劣らずの汚い、臭いのオンパレード。こちらの色違いは千種色となり緑系の色違いという共通点もある。マタドガスにガラル種がいるようにベトベトンにも亜種のアローラ種が存在する。アローラはとにかく原色キツめなカラフルな姿。本能的に触れてはいけないヤツだと分かる。2種の種族値は同じだが原種がどく単タイプに対してアローラはどく/あく複合と技範囲も耐性も強化されている。
マタドガス同様にこちらも不遇な扱いは原種にあり、それでもやはり惹かれてしまう。特徴はHP、攻撃、特防がやや高めの中火力、中耐久、鈍足タイプ。純粋なアタッカーを目指すか耐久型でスリップダメージ等で削っていくか悩むところ。
優秀な夢特性である「どくしゅ」なら殴りながらどくを入れられる可能性もあり、汎用性が高い。またちいさくなる型も一定数いるため見た目によらず器用なポケモン。そんなで覚える技範囲も広く悩むところ。登場からずっと猛威を振るってきたフェアリー勢に何とか一矢報いたいところ。

◆2 スペック

◆3 育成論

【①物理アタッカー型】
特性:どくしゅ
技 :どくづき/ドレインパンチ/れいとうパンチ/のろい
性格:いじっぱり(攻撃↑/特攻↓)
もちもの:ゴツゴツメット/こだわりハチマキ
努力値:H244 A252 B12
テラスタイプ:ひこう/こおり 

相手が接触技使用ならゴツゴツメットで削りながら弱点を突く型。どくしゅにより相手をどく状態にさせることができれば強い。どくしゅ+どくづきで約50%で相手をどく状態にできる。ベトベトンはHPも高く相手に一撃で落とされることは少ない。高確率で飛んでくるじめん技を流すためにひこうテラスは必要。のろいを採用してAB上げられるチャンスがあれば元から遅い不要な素早さ削って突破力を上げていきたい。
呼びやすいはがねタイプにはドレインパンチで返したいが、耐久の高いはがねタイプにはバツグンを突いても押し切れない場面が多い。
基本は耐えて殴るゴリ推し型。

■参考耐久(相手A特化)
カイリュー
→じしん 確定2発、アイアンヘッド 乱数3発、げきりん → 確定2発

パオジアン
→つららおとし確定2発

オーガポン(かまど)
→確定2発 テラスタルで確定1発

多少の耐久はあるが長期戦には向かない。

【ちいさくなる型】
特性:ねんちゃく
技 :ちいさくなる/どくづき/みがわり/はたきおとす
性格:ようき(特攻↓/素早さ↑)
もちもの:くろいヘドロ
努力値:H100 B156  S252
テラスタイプ:ひこう/はがね

最速にして上からちいさくなる/みがわりを積んでいく害悪型。必中技や貫通技に注意は必要であるが、対策できない場合、相手は運任せの試合となる。隙を見て相手の持ち物をはたきおとしたりどくづきで相手のどく状態を狙うことができる。突破されても後続に恩恵のある強み。テラスタルを使用する場合は耐性強化が目的となる。

◆4 所感

ある程度の高耐久とはいえ物理に対しては苦戦する。最低でも3ターン以上の行動保証が欲しいところではあるが運頼み。特殊型の有利盤面が作れると耐えながらやりたい事を遂行できる。ただし現環境はテラスタルがあるため有利不利が一気に逆転することもあるため油断はできない。また火力は低くはないが控え目なため、ゴリ押しで突破できないことが多かった。耐えて返してのダメージレースでも鈍足のため捲りきれない。
物理アタッカー型での採用の場合、おにびで機能停止してしまうためこれだけは避けたい。
それでも使う理由があるとするならば好きだからという一点になる。はがねが来ては逃げじめんがきては引き、を繰り返していつか活躍してくれることを祈る。

◆ おまけ

対戦内容とかよりもまずはこの画面の制圧力にビビるので見てほしい。

画面の1/2以上を使うのコイツだけ
ようやく見つけた色違いは愛嬌のある子だった
進化前のベトベターはめちゃくちゃ可愛い。
開きっぱなしの口とイカれた瞳の破壊力はヤバい。そのヘドロに溶け込みたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?