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ポイントプログラム導入のメリット

こんにちは、プラットフォームビジネス部の加藤です。
今日は、「ポイントプログラム導入のメリット」をテーマにお話し致します。

ポイントプログラムのメリット

最近では日常の様々なシーンで、“ポイント”や“クーポン”を使ったキャンペーンを見かけるようになりましたが、「クーポン」などの値引きと比較した場合のポイントプログラムのメリットを簡単にまとめてみました。

① ポイントプログラムは、メリットを可視化することができる。
ポイント還元は、ポイント残高として可視化されるので、お客様にメリットを実感してもらいやすいです。ポイント残高が、「貯める」というモチベーションを生みます。

② 値引きよりもインパクトのある演出ができる。
例えば、通常1%ポイント還元していたとして、1,000円の商品に「20円引き」よりも「ポイント2倍」の方が、実質的には同じ値引きでも、お得に感じます。

③ポイントは少額でも喜ばれる。
ポイントが貯蓄されるようなお得感を与えることができます。

④ 単なる値引きとは異なり、様々な使い道を作ることができる。
特別な体験への参加や景品への交換、寄付などがそうです。

これらメリットもあり、最近では企業の独自ポイントも増えきているように感じています。また、なかには値引きをいれにくい商品、サービスでは、一定期間のキャンペーンでポイント還元率を高くするなど、施策を打ちやすい点もポイントプログラムのメリットかもしれません。

期待できるマーケティング効果


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続いては、ポイントプログラムに期待できるマーケティング効果です。

① ポイントプログラムを設けて参加を募ることで、お客様情報を取得することができます。

② ポイント付与することで取引をリピートしてもらい、リピーターをファンに変え、お客様との継続的な関係を構築することができます。

③ ポイントやステージ制度を導入して顧客のステージアップを促すことで、客単価アップにつなげ優良顧客化することができます。

④ 魅力的なポイントプログラムになることで、新規顧客獲得にも寄与します。ポイントが商品やサービスの付加価値となり、販促施策や外部サービスとの連携をすることで集客エンジンにもなります。

⑤ 自社・グループ内の異なるサービス間をつなぐ会員統合の役割や、他事業者とのポイント交換による送客・集客の役割などを果たすことができます。

多様化しているポイントの活用

ここ数年では、様々な業種において独自のポイントプログラムを見かけるようになり、そのポイントの活用方法も様々な進化を遂げています。これまでは購入促進や来店促進のシーンでポイント施策をみることが多かったですが、最近では、健康増進、電車の混雑回避、消費期限切れ商品への購入促進など、行動変容させる道具としてポイントを活用することも増えてきています。コロナ禍においては、オンライン上での会員とのコミュニケーションや、会員とのタッチポイントを増やす戦略などにもポイントが使われています。

とはいえ、自社のポイントプログラムの利用用途を広げるのも簡単ではありません。当社は、企業様のそのようなご要望に対して、仕組面から少しでもお手伝いできればと考えております。