子どもの心に火をつける~自己肯定感UPの秘密~
みなさん、こんにちは。
グロービスワーキングペアレンツクラブ幹事2020期の大塚美樹です。
11月のイベントは、グロービス生でもあるバク転コンサルタントの舟木将人さんをお迎えし「子どもの心に火をつける~自己肯定感UPの秘密~」のイベントを開催しました。
「やればできる」を子どもにも大人にも伝える!
「自分の力でメシが食えるのか?」という問いや「使命」という言葉に出会い、「人を幸せにできる人を育てる」という志に辿り着いた舟木さんは、体操教室の運営や幼稚園/こども園での体操指導に加え、お母さんの学びのコミュニティ作りにも尽力されています。
舟木さんのお話を聞いて、子どもが一生懸命に取り組む姿を通じて私たち大人も日々大きなパワーをもらっていることを改めて実感しました。
子どもにとって「運動はなぜ必要か?」
まずは、「なぜ運動が必要なのか」について<心技体>のフレームワークを使って参加者のみなさんとウォーミングアップを行いました。チャットでは、この3つの切り口で色々なご意見をいただきました。
子どもにとって運動は、運動機能を高めるだけでなく、自分の身体を動かすために達成感や効果を感じやすく、自己肯定感を高めるためにも必要であることが分かりました。
子どもの年齢に合った声掛けで子どもの行動も変化する
ここでのお話で、「子どもは、心拍数をあげるためにじっとしていられない。本能的に動いている!」という真実が衝撃でした!いつも落ち着きがないな~と捉えてしまいがちですが、じっとしていられないのではなく、子どもには生きるために必要な行動だったのだなと知りました。
こうゆうことを知っているのと知らないのとでは、子どもに対する見方が変わり、子どもへの接し方が違ってきますよね。落ち着きがないなとイライラしそうなときは、生命維持に必要な行動と見方を変換するようにしたいです。
子どもと一緒に過ごしていても、知らないことがたくさんあるので、子育てを学ぶことはとても大切だなと思いました!
また、大人が少し工夫して、子どもが楽しめる環境をつくることも大切なのだなと感じました。
舟木さんが師匠と呼ぶ花まる学習会の高濱先生は、子どもの年齢に応じて「あおむし/さなぎ/ちょう」に見立て、大人と子どもは違う生き物と考えられているとのことです。
ついつい大人は、「ちょう」の目線で「あおむし」の子どもたちに接していることに反省しました。年齢にあった接し方をすることで、子どもの行動が変わるというお話もあり、子どもの目線に大人が合わせていくことを心掛けたいと思います。
自己肯定感UPのワーク
イベントでは、いくつかのグループワークを実施していただきましたが、その中でも特に私がみなさんにおすすめしたいのが「自己肯定感UPのワーク」です。
<やり方>
小学生の時の自分を振り返り3分間はなす
聴き手の方は質問をせず、相手のよいところを3つ見つける
お互いに聞き終わったら、良いところと感想をフィードバック
フィードバックをもらった感想としては、まず良いところを3つも相手に言われてとても嬉しかったです!大人になると誰かに褒めてもらう機会はないので、フィードバックを聞きながらにやにやしてしまいました。
自分では、ネガティブに表現しているエピソードも捉え方によってはポジティブに変換してもらえて、自分が持っていない視点で自分のことを教えてもらえるのも貴重な経験でした。
また、小学生の頃から自分の強みや価値観は、大人になった今と比べてもあまり変わっていないのだなということを実感しました。
ぜひみなさんも自己肯定感UPワークやってみてください!
減点方式ではなく加点方式の視点を取り入れる
自分の理想やあるべき姿から相手を見てしまうと減点方式になってしまいますが、出来ていることに着目する加点方式で同じことを捉えると、声掛けもポジティブに変化しますよね。
私も日々減点方式なので、加点方式の練習をしたいと思います。
また、減点方式でみている大人に対しては、加点方式で相手に声掛けすることで、自分が減点方式であることに気が付き、大人も減点方式から加点方式に変化できるとアドバイスをいただきました。
大人も子どもも加点方式での声掛けを取り入れたいですね。
日々のちょっとした心がけで子どもも大人も自己肯定感を高めるアドバイスをたくさんいただきました!
舟木さん、素敵なイベントをありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?