【音楽ネタ】静止画2枚で時の経過を表す手法が消滅しかけている話
はい、どうもー! 原文パパです(≧∇≦)/
今回は、【音楽ネタ】静止画2枚で時の経過を表す手法が消滅しかけている話、についてです。
CDでは裏ジャケットを見るのも楽しみの一つだった
具体例で説明した方が分かりやすいので、ミスター・チルドレンの『Q』でご説明します↓
↑このアルバムは、飛行機の位置が、表ジャケットと裏ジャケットでは異なっています(裏ジャケットは探しましたが見つけられませんでした)。
裏ジャケットでは、飛行機が手前に接近してきています。つまり、静止画2枚は連続しており、飛行機が手前に接近する場面を描いているんだなということが分かります。
CDでは裏ジャケットを見るのも楽しみの一つでした。表ジャケットに対して、裏ジャケットがどうなっているのか、裏を見る瞬間はわくわくしたものです。
僕はレコードのA面からB面にひっくり返す、いわゆる「儀式」をリアルタイムで経験したことがありませんが、裏を見る瞬間も、ある種の「儀式」だったとも言えそうです。
ダウンロード配信とストリーミング配信全盛時代となり、裏ジャケットの文化が失われつつあります。
プラットフォーム側は、なぜ表ジャケットしか表示させないような仕様にしてしまったのでしょうか(;'∀')
右にフリックしたら裏ジャケットが出てくる仕様だと、面白いかもと思いましたが、そのような仕様にはなっていません。
動画の時代が一気に来た
通信回線が4Gとなり、動画の時代が一気に来たことにより、裏ジャケットの文化は、動画が代わりをするようになったとも言えそうです。
音楽の聴き方はめちゃくちゃ変わったと言えるでしょう。
CDで音楽を聴くことは、メジャーな手段ではなくなるかもしれませんが、裏ジャケットの文化を楽しむという意味では、今後も生き続けるかもしれません。
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