ミニドライバーって言うより、ビッグスプーンじゃない?
最近、話題のミニドライバー
シニアツアーでは片山晋呉プロが使用し、ZOZOではリッキーファウラーが使っていました。
そんなミニドライバーですが、飛んで曲がらないと話題になっていますが、、、
はっきり言います!!
ドライバーと同じくらい飛ぶかと聞かれたら、間違いなく飛びません!!
ロフトが9度〜10.5度の通常のドライバーと同じロフトで、飛んで曲がらないって言うならミニドライバーって認めますけど、11.5度〜13.5度 ちょうどレディースのドライバーくらいで、男性だとドライバーとスプーンの中間くらいのロフトです。
しかも長さも43.5インチ
そりゃあ、ドライバーより曲がるわけないですよ、、、
7番アイアンとPW比べて、PWは曲がらないって言ってるのと同じですから、、、
ミニドライバーを出したばかりのキャロウェイゴルフとクラブプロサポート契約をしている私がこんな事言って大丈夫なのかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そこは安心してください。
題名にあるように
ミニドライバーとしては認めていませんが、ビッグスプーンとしてはめちゃくちゃ認めていますし、魅力を感じています。
というのも
パーシモンの時代、男性用のドライバーは、43インチ程度だったと思います。
そこからヘッド体積が増える事で投影面積が大きくなり長さが長くなってきたという背景がドライバーにはあります。
300cc位の頃は、44.5インチくらいが主流でした。
大学生のころ350ccのドライバーに46インチのシャフトを刺した時には、めちゃくちゃ長く感じましたが、最近のドライバーに46インチのシャフトを刺してもそれ程長さに驚かなくなりました。
それも全て投影面積が大きいからです。
では、スプーンやクリークはどうでしょうか?
スプーンとクリークもパーシモン時代からすればヘッド体積もほんのわずかに大きくなってはいますが、ドライバー程ではありません。
それなのに、ドライバーの長さが長くなる事に比例してスプーンとクリークの長さも長くなってしまいました。
昔より、ヘッド体積は大きくなっているはずなのに、アドレスをすると以前よりヘッドが小さく見えてしまうというのが現実でしょう。
私自身、何年も前からこの部分に違和感を感じていました。
レイアップホールや狭いホールのティーショットでスプーンを打とうとすると、あまりのヘッドの小ささに、違和感を覚え、スプーンで打つ事をためらい、ドライバーでコントロールして打つ事が多くなっていました。
同じ様に感じるプロ、上級者は多いと思います。
ミニドライバーは、そんな現在のスプーンの悩みを解消してくれる画期的なクラブだと思っています。
レイアップホールや狭いホールでドライバーからミニドライバーに持ち替えた時の違和感は限りなく少ないと思います。
強いて言うなら、片山プロやリッキーファウラーは、ミニドライバーをティーアップしないでも打っていますが、流石に、アマチュアゴルファーには無理なので、
せめてスプーンと同じくらいのロフトが欲しいところ。
ロフト15度のミニドライバーが販売されることを勝手に期待しています。